唯物論的に考えること
「唯物論」をウィキペディアで調べると、以下のような書き方で始まっている。
「唯物論(ゆいぶつろん、英: Materialism、独: Materialismus)とは、 観念や精神、心などの根底には物質があると考え、それを重視する考え方。対義語は唯心論(ゆいしんろん、英: Spiritualism...【続きを読む】
ガソリンスタンド
昔はいろいろなブランドのガソリンスタンドがたくさんあった。それが道路の目印にもなっていた。子供の頃、ガソリンスタンドのブランドをどれだけ知っているか友達と競争したことがある。
ゼネラル、エッソ、共同、三菱、昭和、大協、丸善、モービル、出光、キグナス、シェル、九州、日本…、思いつくままに名前を挙げ...【続きを読む】
メールの保存
私は物がなかなか捨てられない性格である。だから自分の部屋はいろいろな本や冊子などが溜まるばかりで、年に何回か掃除して処分するがなかなか減らない。いつの間にか増えてしまう。
捨てられない理由は愛着があるからそうなのではない。物に対する単なる記憶があるからである。一度忘れられた物でも、改めて対面する...【続きを読む】
川柳で妬まれる
まさかのことだが、「添削から学ぶ 川柳上達法」の元となった下野川柳会での連載「新人教室」、それに続く「実践教室」の執筆ついて、実は同会の同人からずっと妬まれていたのである。
私の連載は平成30年1月からスタートし、添削指導ということで最初は戸惑ったりしたが、数か月経って自分なりの方法で指導しよう...【続きを読む】
二者択一の罠
二者択一というのは罠みたいなところがある。だから用心しなければならない。
うどんが好きかそばが好きか。ネコ派かイヌ派か。イエスかノーか。早稲田に入りたいか慶応がいいか。食後はコーヒーか紅茶か。こういった設問を出されたら、とりあえず真面目に考え込んでどちらかを選びそうになるが、選択肢を二つに絞った...【続きを読む】
発泡酒は旨い!
年金暮らしの私は、第三のビールと発泡酒を交互に飲んでいる。前者は安いから飲んでいるだけでさして旨いとは思っていない。しかし、後者は旨いと実感している。
20年近く前、あるマラソン大会に出場してその後一人で会場近くのスーパー銭湯に寄り、風呂上がりに発泡酒をジョッキで飲んだら、その旨いことにびっくり...【続きを読む】
座席を譲られる!
3年ほど前、孫娘に会うため大阪まで行った。既に何度も行っているので電車の乗り方には慣れていた。新大阪駅で新幹線を降り、在来線のJR京都線に乗り換えて京都方面の電車に乗った。お昼前頃だったので大して混んではいなかった。ちょっと大きい荷物を持ちながら、空いている座席を見つけようと見渡したが見つからなか...【続きを読む】
活火山
テレビのニュースなどで火山が噴火する話題があると、「活火山」という言葉が頻繁に出てくる。
私の記憶では「かっかざん」と読むように学校で教わったのだが、最近のニュースキャスターや天気予報士は「かつかざん」と発音しているようである。要するに促音するかどうかの話しになる。
活気、活発、活況、活版印刷...【続きを読む】
飲んで酔うこと
若い頃から、飲み会があると仕事でもプライベートでもなるべく断らずに必ず飲んだ。それは私自身が飲まないとその場がつまらないからである。要するにいつも宴会男だった訳である。
40代の頃、家の事情でどうしても酒が飲めない飲み会があった。その初めての体験を今でもはっきり憶えている。
5、6人が集まった...【続きを読む】
成人式について
今年の成人式はコロナで中止とか延期とか、各自治体においていろいろな対応がなされているようだが、成人式についてかねがね思っていたことをここで記したい。
私は二十歳の時の自分の成人式には出席しなかった。その頃大学2年生だったが、学年末試験が近づいている時期にわざわざ東京から実家のある田舎へ帰って行く...【続きを読む】
柚子の砂糖漬け
柚子の砂糖漬け、我が家では「柚子砂糖」と呼んでいるが、11年前に亡くなった親父が毎年冬に自分で作って、毎日少しずつ食べていた。
調理そのものは、庭先で生っている柚子を捥ぎ取って輪切りにスライスし、砂糖で揉めば出来上がる素朴で簡単なものである。お節料理に入れたりするようだが、我が家ではそうしていな...【続きを読む】
川柳研究会「鬼怒の芽」
川柳研究会「鬼怒の芽」。これは私が一番力を入れている、かつ毎月楽しみにしている川柳仲間の集まりである。20年以上の歴史があり、研究会という言葉を使っているが、実際は合評会である。会員は一応10名前後いるが、ここ数か月はコロナの影響もあって多くて5~6名程度が出席している。
会員の柳歴とか大会等で...【続きを読む】
「思う」と「考える」
「思う」と「考える」はどう違うのだろう。国語辞典、類語辞典、漢和辞典(「思」と「考」)、英和辞典(think)、仏和辞典(penser)、独和辞典(denken)などを繙いたが、素人なりに結論づけると、前者は漠然としてかつ情緒的に使われ、後者は前者より論理性と理屈っぽさがあるようである。そんな感じ...【続きを読む】
0.002%
年末に銀行で積立定期預金の通帳を記帳した。現役時代にそれほど長い期間ではなかったが月額1万円程度を積み立てていて、退職してからは積立できないのでずっと中止したままだった。大した額ではなかったが久しぶりに記帳したら、利率は何と0.01%から0.002%へ一気に下がっていた。
マイナス金利のことはよ...【続きを読む】
屠蘇の酔い
元旦の楽しみは朝から酒が飲めることであろうか。それ以外の364日は、朝から酒を飲むようなことはしない。厳密に言えば若い頃は温泉宿などで偶にそういうことをしていたかもしれないが、そんな記憶も遠い過去の話しである。
さて現在60歳半ばの自分が正月について無性に思うことがある。それは、昭和の時代の正月...【続きを読む】
介護もどき
92歳の老母との二人暮らしをしている。老母は転倒による背骨の圧迫骨折に何度もなって、寝ているだけしか治療方法がない状態を繰り返しているが、その度に頑張って治そうと努力して回復している。それ以外の病気は一応今のところはなく、通院もしていない。薬も飲んでいない。
老母の生きがいは家事である。少しずつ...【続きを読む】
川柳の高齢化
私が下野川柳会に入ったのは平成5年11月である。その頃は37歳だった。宇都宮で毎月やっている例会に初めて参加したのだが、会場の中で周囲を見回すと参加者は私より年配の方ばかりだった。因みに私の結果は宿題、席題とも見事に全没、簡単に撃沈された。しかしこれに懲りもせず例会に参加し続け、結局全没が3回続い...【続きを読む】
短編小説「AED」(4-4)
それを聞いた後、二人は駅ビルの本屋の一件を語り出した。紀子は真剣に耳を立て始めた。
夜も更けて真衣が自分の部屋に戻り、拓真もお風呂に入ってそのまま布団の中に潜り込んでから、茶の間で紀子がコーヒーを淹れながら隆一に訊いた。
「パパ、真衣が再来年の大学受験で医学部志望だということ知らないでしょ?だい...【続きを読む】
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