U F O
ピコーン ピコーン ピコーン
ワ・レ・ワ・レ・ハ
ウチュージンダ
チキューチョーサタイ
メグレンジャー
ココカラワープシテキタノダ
からふるからふる
発見1
チキューニハ
クサボーボーノ
ミチトイウノガアル
チキュージンハ
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いらっしゃいませ
南風吹いて
今日はストーブも安息日
ようこそ我が家へお越し下さいました
さあどうぞ
少し東向きなので
陽が小走りに傾きます
逆さの壷にお気づきでしたか
ふつうはボツの写真です
ところで
これは夏は冷たく冬は温...【続きを読む】
ち よ こ れ い と
今日という日を逃すものかと
ハンドメイドに思いの丈を込めて
街中の愛の賢さは今年も侮れません
色も香りも形も甘さもほろ苦さも
ひとくちだけでサティスファイド
やがてはとろけていくからこその大人の楽しみ
大好きなチョコレートが私の大切な日と
冷たい空気の中でク...【続きを読む】
再 会
また来てくれたんだね
ぼくはもう春なんかいらない
わたしは空の高い所に
いつでもいるのよ
ぼくの幸せのひとつを
教えてあげようか
雲を見上げることさ
わたしは運命について考えてたの
今日のこたえは
諦めない願い
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Waltzのリズムとメロディーで
123
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わたし
あなた
そこと
ここで
いつも
みてる
おたがいに
あなた
わたし
わかる
つもり
ちがう
ふたり
ここまでは
いつか
ふたり
とけて
ひとつ
そんな
ゆめが
かなうまで
すきを
こえて
いきの
ように
すって
はいて
わすれて...【続きを読む】
くノ一 参上
急いでいるのに
赤い三角が
「止まれ」と言うので珈琲タイム
着いたところは
変な顔の付いた
お城の本丸です
忍びの者は
脱いだ靴をコンビニ袋にいれて
中庭や
縁側や...【続きを読む】
ひとりぼっちの椅子に雪が座っていました
おーい
まっ白で自由に空を行く君はだれ?
あなたこそだれ
寒いでしょ 何故そこにいるの?
行きたい所があっても動くことは出来ないんだ
それにしてもきみの舞い踊る姿はとても・・・
わたしはいつも風のことが心配
どこまで行くのかいつも何も知らないの
ぼくはギシギシ音がするようになって
もう部屋...【続きを読む】
ご近所の怪
今まで気付かなかったのが不思議なくらいです
とある日曜日の朝
ふと外に目をやるとお隣がもう一軒あるではないですか
どんな人が住んでいるのでしょう
わくわく
すると
どこからか名前を呼ばれた気がしました
どきどき
突然ですからこれも妙な話です
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包んであげる人になりたい
本当に本物のひたむきな思いのすべてを
ちゃんと素直に受けとめることが出来て
その心が十二分に報われるまでのことを
どうか私にさせてもらえるようにしてください
疲れ果てながらもすべてを投げ出そうとするあなた
見返りのひとつも求めないで与え尽くそうとする魂に
私も共振して鳴りやまぬ音叉のように
癒しの純...【続きを読む】
小吉
冬枯れの水辺の冷たさに
わざわざ会いに行きました
まだまだ春は遠いよと
鳥たちが私を諭します
後れ馳せながらの初詣
人気の少ない天神様の坂道を
石段を五七五と数えながら
上り詰めていきます
今では誰の梅なのか
つぼみは固く小さくても
春に向かって飛ぼうとする気配に
何かを待ち望む心が振り...【続きを読む】
夢の8日間
夜が開けて
新しい年も開けました
よろしくお願いしますと
自分自身にもあいさつです
何というスピードでしょう
標識を立ててどんなに注意を喚起しても
カーブから直線へと走る歓びしかありません
いい気持を乗せて坂道はまだ続きます
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無垢な願いを
わたしはあや
おかあさんいつもいっしょね
おめざもねんねもおっぱいも
いっぱいありがとするからね
がんばっておおきくなっても
だっこしてすきっていってね
おとうさんおねがいがあるの
おふろでおかおをあらうとき
おゆをいっぱいかけないでね
おとうさんがみえなくなって
ちょっとさびしくなっちゃう
&nb...【続きを読む】
忙中閑
日曜日
早朝弐時間の
タイムスリップです
こんな人がいるなんて
スリル満点 何時代?
衣装も選べるのかしら
サービス満点ですね
左がステキ
大きな門がありました
おーい ここです ここ
&nbs...【続きを読む】
句読点
クリスマス、年の瀬、そしてお正月。今年も世の中は元旦で区切りをつけるために動いています。もちろん私もそのようにするつもりでいます。では、私自身の区切りは何処にあるのでしょう。春夏秋冬のどれかにしましょうか。それとも誕生日。どうもピンと来ません。一番の節目、この世に生まれてきた時のことは覚えていられ...【続きを読む】
揺れる
この街に暮らすことになった頃には、右も左もさっぱりわかりませんでした。水海道(みつかいどう)は読めても、珍しいだけで何の意味も感じませんでした。

くりかえす毎日が私の居場所を教えてくれていることに気がついてからは、異邦人でも「みつかいどうっぺ」になれるかしらと本気で思っています。

ひさし...【続きを読む】
テクニシャン
デパートを歩くと、素直にお金持ちになりたいと思います。顔のない美人のマネキンさん達に付いている小さな値札に最初に目がいく人ではなくなりたいと願うのです。
「素敵なジャケットね、これをくださいな」
「どんなスカートが似合うかしら、これかそれかやはり両方」
「で、おいくらかしら?」
と後から値段を聞く余...【続きを読む】
ららばい Ⅳ
この子たちのためだけの子守唄を
心の中でゆっくり何度も繰り返す
声に出して歌うよりずっと静かに
ぴったりつけた胸から胸に響いて
とろとろずしりすーすーほかほか
あなたたちは境目のない夢の中へ
私はここにある愛の形抱きしめて
幸せの確からしさに包まれている
...【続きを読む】
めぐみの相対性理論
じっと見つめていると自分で書いたはずなのに字でないものになりたがる
鉛筆もどうしてそんな形でそこにいるのと問いつめてみたくなる
小さかったころ蟻はもっと大きかったと思う
自分の背が伸びただけでも違って見えるものが
ゆったりと過ごす時には色を加えて見せたり
...【続きを読む】