庭の紫陽花の花殻を切っている私はもうすぐ梅雨が終わるのだろうと自動的にそんな考えの中にいますが細かな雨がまた降り出して額の汗に混じり始めるとそうかお祭りの頃にならないと雷がなって夏の到来を知らせてはくれないのだっけと思い出して心はもう待ち焦がれて焦げてしまいそうになっているなあとあらためて気付かされるともう一つの待ち焦がれていることにもまた思いが走り出していてそれはもう一人今度は王子か姫か教えてはくれないようにとお願いをしてあり後一週間程のところまでたどり着いてはいるのですがそれが何時なのかはコウノトリかキャベツ畑かかみさましか知らないのだから緊張したり何やら準備らしいことに余計なお世話を繰り出すことになったりして果たしてその時が来たら前回は何をどうしたのだろうと思い出せずに来る時が来たらなんとかなるさというのが一番私らしくはないかと周りから慰めというより諦められているので生まれてくる本人にとっても全ては運命というものなのでしょうというようなことを考えながら今日はまだそうじゃない今夜は大丈夫と矢継ぎ早に聞いたりするものですから余計なプレッシャーをかけてはいないかと多少反省もしていて二人の子のお母さんになろうとする娘と弟でも妹でも間違いなくお兄ちゃんの肩書きを手に入れることになる人生まだ二年目のおチビちゃんがいる生活に全精力をつぎ込み幸せの大御馳走をいただいている真っ最中ですから本当は梅雨なんか開けても開けなくても今が私の今なんだとはっきり分かっている私です。
紫陽花のころに生まれて誰よりも幸せの色知る人になる めぐみ
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