
夏はいい
去年の紫蘇が片隅に顔を出す
日曜日なら寝ている間に夜が明ける
落葉樹も常緑樹も命の再生のように今を謳歌する
私がわたしを生きるのは
一度きりのことだと
まだ終えてもいないのに知ってはいる
だからこその自分だけの哲学も宗教もある
もしも春から夏へと
そうちょうど誕生日あたりに
現実の出来事として思い通りに
生まれ変われるとしたらどうなるのだろう
しなくてはいけないことを次々こなして
緑が背伸びをしている小さな庭の中にいる
雑草も徒長枝もまだ分化しない花芽も
命は何度もあるよと私を嗤う
二度目だと決めて真摯に生きている めぐみ
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