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クリスマス、年の瀬、そしてお正月。今年も世の中は元旦で区切りをつけるために動いています。もちろん私もそのようにするつもりでいます。では、私自身の区切りは何処にあるのでしょう。春夏秋冬のどれかにしましょうか。それとも誕生日。どうもピンと来ません。一番の節目、この世に生まれてきた時のことは覚えていられないように、自分が大きく変わるときのことなど自分では感じられないのかも知れませんね。

子どもの頃には、外側からの力で何年かごとに大きく環境が変わります。大人になってからはなかなかそんなこともありません。転校や卒業、就職、結婚と形の上での区切りは色々と経験してきました。でもその時々に、私自身にそれほどの変化があったとは思われないのです。思い切って変わりたいと思っても、いつの間にかいつもの自分になっていたと感じています。

今では大きな環境の変化があっては対応するのも一苦労ですから、それはできれば避けたいものです。一日が普通に終わってくれることが、最近は一番有り難いと思っています。当たり前の日々がこのまま続いてくれますようにと祈る気持ちでいっぱいです。

時折身体のどこかが悲鳴をあげてみたり、暮らしの中でのささやかな不協和音があったりします。でもそれは、私の中で肯定できることです。ひとつだけ小さな望みがあります。今までもそうだったように、そんなこともあんなこともいつかみんな川柳になってほしいと思っているのです。そして、そんな一句が生まれた時、それが私に有る幾つもの区切りなのかもしれません。

 

私には見えないけれど第二章   めぐみ

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