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きゃぁー こわーい

内緒だけどホントは気持ちいい!
湿った天気を吹き飛ばして
よどんだ心にまで良く効く稲光
でも 誰かがそばにいる時は
少しおおげさに こわがってみたい

窓いっぱいの天空ショーの独り占め
毛皮のパンツの雷さまが狙っているのに
おへそを隠すのもすっかり忘れて手放しで見入ってしまいます

『南からの温かい空気が上空の氷点下の寒気の影響で・・・』
NHKニュースのエース武田さんが伝えています
だけど説明なんか要らない
私が待っているのはそのあとの
ファンタスティックページェント

虹だよと庭であなたの声がする   めぐみ

大好きな雨上がり 空に大きな夢が架かる
静かに出番を待っていたのですね

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  1. 山の あなた on 2012年5月13日 at 8:36 AM :

     「おう、雷が来そうだぜ。俺ぁちょいと出かけてくるぜ。
        「なに言ってんだねえ、この人は。こんな時にわざわざ。
     「一番いい傘を出しな。
        「一本しかないじゃないか。ほんとに出かけるのかえ。
         洗濯物ぐらい取り込んでおくれよ。
     「てやんでえ。ガキに腹巻させとけよ。

    こうして長屋の色男は嬉々としてポチポチ降り出した外に出るのです。

     「お、来やがったぜ。
      あ、もしもし姐さん。濡れるじゃあねえか。こっちに入えんね   え。
        「あら、ちょいと。嬉しいじゃないか。

    と女は浴衣の褄をちょいと摘まんで肩からスイと傘に入ってくる。

     「なあに。遠慮すんねえ。ところで何処まで行くん。送って行    くぜ。もっとこっちに寄んねえ。風邪ぇひいちゃなんねえ。
        「こうかえ。うふふ。いい雨だねえ。

    男はゴロゴロピカが来ないかと空を見上げ見上げするのでした。
    その辺で心太など啜るうち夕立は行ってしまいました。

        「ごちそうさん。じゃぁねえ。バイバイ

    男はまたも空ぶりでした。

              おとなしくなれ内儀さんのいうとうり

     

    • めぐみ on 2012年5月13日 at 2:51 PM :

      まるで時代劇のワンシーンですね
      何かが起こりそうで何も起きなくて
      空振りの色男さんの表情が見えるようです
      スイと傘に入ってくるなんていうあたり 上手過ぎです
      どの役者さんが似合うかしら なんて考えながら
      楽しませていただきました

      内儀さんのいうとおり かみさまのいうとおり 似ている?

  2. このみ on 2012年5月13日 at 2:02 PM :

    こんにちは

    数少ない愛読書に夏井いつき先生の「絶滅危急歳時記」という俳句の本があるのですがもう大爆笑の連続!!
    その中に雷の章があります
    夏井先生は子どものころから大の雷好きなのですが、ちょっぴりときめいていた先輩と部室に二人でいたときドデカイ雷が落ちて、大はしゃぎの少女いつきさんを真っ青な先輩が何か違う生物でも見ているように見つめていたという話。
    よかったら読んでみてくださいね
    私の力ではあの面白さを伝えることが残念ながらできません

    部屋を暗くして暗い夜空を切り裂く雷を見ているのは確かに壮観ですよね

    • めぐみ on 2012年5月14日 at 7:01 AM :

      鏡見る自信に満ちた娘の目 このみ

      特選おめでとうございます
      何気ないシーンを五七五にしてしまう
      川柳って楽しいですね

      『絶滅〜』は早速注文しました!
      雷も虹もオーロラも
      空には不思議な魔法がいっぱいですね

  3. いそこ on 2012年5月13日 at 4:42 PM :

    じめじめして、空気がもわっとしてきて、気持ちが苛立ってきて、外も薄暗くなり、突然の強風、稲妻。雨がザアッー。
     やがて、光がさして、まだ雲の残る景色に虹が広がる。
    ほんと、一連のドラマですね。なんて感情によく似た展開!
     
     昔 雷が上層に伸びた雷雲から下層の雲に落ちてきていて、私の立っている地上では、稲光と音だけが聞こえるという不思議な体験をしたことがあります。異様に薄暗く湿っぽい落雷時特有のお天気でした。
     神の怒りとはかくなるものか と 私はビクビクおびえていましたが、同行者は いたって平然。
     「いや このあたりではたまにあるよ。」
     あれは茨城は石岡北部のあたりだったと思いますが、めぐみさん その辺りでは、そんな現象はたまにあることなのですか?

    • めぐみ on 2012年5月14日 at 7:02 AM :

      空気がもわっとしてきて・・・
      そして やがて光がさして・・・
      まるで目の前の窓に展開する景色を見ているようです
      でも雷を甘く見ていると大変なことになりますね
      地震雷火事親父と言われるくらいなので 気をつけないと

      神様の怒りとは貴重な体験でした
      ご無事で何よりです
      私はまだ見たことない光景ですが
      そのうちに出会えるでしょうか

  4. 二宮茂男 on 2012年5月14日 at 6:05 AM :

    めぐみさん
    おはようございます。小心の、私は、ピカピカ、ゴロゴロ、大嫌いなのです。

    虹だよと庭であなたの声がする   めぐみ

    いいですね。お幸せに。

    • めぐみ on 2012年5月14日 at 7:03 AM :

      思慮深く慎重に行動するということが
      私にはやや欠けているのではないかと時々反省しています

      初心者講座の「感動のドラマ」をテーマにした学び合い
      様子を伝えていただけたらうれしいです
      出席したくてもできない遠くに住んでいる人のために
      ぜひよろしくお願いします

  5. このみ on 2012年5月14日 at 8:23 AM :

    めぐみさん
    ありがとうございます♪
    毎月マイペースでぼちぼち投稿を楽しんでいます
    先日「母の日川柳」でも選んでいただきコーヒードリップセットを送っていただきました。ブルマンとキリマンがあわせて30個!美味しくいただいてます~♪
    俳句短歌川柳でも小さな賞をいくつかいただき励みになっています。入選よりは投稿自体を楽しんでいますがやっぱり入選すると「やった~~!」と心の中で叫んでますね。

    • めぐみ on 2012年5月14日 at 11:55 AM :

      投稿ライフ 充実してますね
      特に美味しいもののご褒美は最高!?

      このみさんが本を作る時は
      俳句短歌川柳 なんていう細かい
      ジャンルを超えた一冊がいいですね

  6. AKK on 2012年5月14日 at 3:37 PM :

    おっと! 「続かみさまのいうとおり」でしょうか?
    恵さんの代表作のとおりの表紙ですね
    お待ちしておりますよ

    ところで
    今朝方 自分が死んでしまった夢を見ました
    ずいぶんとはっきりした夢なので今の時間まで記憶の中に鮮明に存在しています
    何か悪いことでもしたかと考えてみるのですが エムのこと勝手に書いていることくらいしか思い浮かびません(エムは怒っているかも?)

    五月の雷のせいではない、ほんの少しずつ変化しているのが分かるだろうか。お客の子どもたちは敏感に感じている。見て泣いてしまう子が一人もいなくなった。首のかしげ方や、歩き方、間違いなく変わって来ている。声は出せないのだが、まるでやさしく話しかけているように見えだした表情。眉一つ動かせないペインティングなのに不思議だ。めいこの中にあるいい所が彼に感染した。違う、元々彼の中にあるものが触発されて見え始めたのだ。店長に返事が出来る。スタッフたちと挨拶を交わす。子どもの頭に手をやるやわらかさなどはもうすでにとり肉屋のおじいさんを超えようとしている。ずっと拗ねていたなんて遠い遠い過去へ行ってしまっていた。

    『恋なんかじゃない。もちろん彼女のことは大好きだよ。でも、オレは恋愛ってことがよく解らないんだ。彼女もオレの事好きだったらとてもうれしいけど、もしそうなってもオレどうすればいいか、何をすればいいのか少しも解らない。いてくれるだけでいい、オレがオレの好きなヤツになれるんだからね。そうだ、抱きしめたいな。でもそれはそうしたらオレの身体を作っている原子のスキマに彼女の原子が入り込んで、オレが彼女になれる、彼女がオレの中にいることになるって思うからなんだよ。姿形だけじゃない存在感、その上彼女のやさしさは本物だ。オレに優しい、誰にでも優しい。こんなオレが素直に人を想う。そうするのに訳なんかいらないさ。』

    「わたし 前からここで働いてみたかったの」
    「オ、オレ?」(声ではない)
    めいこの声がエムに向かって発せられた。
    あの南風が吹いた時のように、唐突に。
    思いっきり彼女の方を向き返ったエムの眼には何か熱いものがあって、身体の表面からちょっと入ったあたりから奥まで全部が振動している。どこかにメーターが付いていればもうとっくに振り切れていそうだ。声が出せないのはかえってよかったのかもしれない。
    「わたしもうすぐいなくなるの」
    「えっ?」
    「お話ししていい?」
    なんだこれは、、、
    エムには理解できなかった。
    このとき理解できなかった事以上に、もっと理解不可能な事が彼を待っている。
    ほんの近い将来に、、、    
     
    つづく

    • めぐみ on 2012年5月15日 at 6:31 AM :

      続きを待っていました
      エムの物語が急展開のもようですね
      素直に人を想うのに訳なんかいらない という彼を応援したい
      あのもどかしさ 身体中がドキドキする気持ち
      忘れかけていたものを思い出させてくれるようです
      ありがとう!・・・そしてこれからどうなるんだろう・・・?

      夢占いとしては
      古い自分を脱ぎ捨てて新しい自分に生まれ変わる象徴ですよね
      私も緑の季節にまた一つ大きな心になりたいです

  7. このみ on 2012年5月15日 at 6:30 AM :

    おはようございます

    いそこさん
    一個人川柳おめでとうございます♪(前回はめぐみさんおめでとうございます)私はやすみ先生からはなかなか選んでいただけません。一個人では一度「きらり」だったかな?入っただけです。相性が合わないのかな~~とずっと思っていた矢先2年前くらいの「目の川柳」で入選し「あれ?始めて選んでいただいた」と思ったものです。最近ではつれづれ川柳賞をいただきやすみさんの本をゲットしました♪
    選者さんとの相性はやっぱりあるんだな~~と思います。
    短歌でも4人の選者さんがいらっしゃると、お一人からは何があっても選んでいただけないとか。。。(笑)
    でもあまり気にすることなく投稿を楽しんでいます
    夏井先生の大ファンなのですが「音俳句」という毎日発表があるサイトでは夏井先生の素敵なコメントが読めて勉強になります。俳句好きな方にはお手軽でぜひともお勧めです。

    • めぐみ on 2012年5月15日 at 10:32 AM :

      入選句に知っている名前をみつけると
      みんながんばっているなぁと励みになりますね

      目を閉じて耳からの刺激だけで何が見えてくるのか 
      ぜひチャレンジしてみたいです
      うれしい情報をありがとうございます

  8. いそこ on 2012年5月15日 at 9:03 PM :

    このみさん ありがとうございます。このみさんのコメントではじめて「ええっ!!」となり、あわてて一個人の窓をひらきました。あった・・・・・・・実は私の投稿熱に火を付けてくださったのは、めぐみさんとこのみさんなのですよ。のんびり地元の川柳誌にだけ投句するしか知らなかった私が、お二人のやりとりで そうか、そんな世界もあるんだな と 投稿におそるおそる踏み出しました。みなさんの名前が登場するところに自分もでられる ってうれしい。同じ学校に転校したような気分です。またよろしくお願いします。 

    • めぐみ on 2012年5月16日 at 6:00 AM :

      転校生ってミステリアスでかっこ良くて勉強ができて・・・
      クラスの刺激になってくれるものですよね
      句会に出られなくても仲間ができるってうれしい!

      こちらこそどうぞよろしくお願いします

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