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岡本恵川柳Blog
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一覧
2012年7月26日
♥
148
三角形
両親の名前や誕生日ははっきり分かる その両親の名前くらいは言える でもその父親母親となると そのまた両親となると・・・ 祖母の法事の席でのこと おばあちゃんが今までをどう生きてきたのか という昔話を聞いた時に ほとんど何も知らなかったこと...
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2012年7月21日
♥
165
刃
凶器に囲まれて暮らす 今日も包丁を研いでは いざという時に備える 言葉も人の心を切り刻む 時に深い意図がなくても 耳にした人の胸の奥深く 致命傷をあたえるのだが 不条理...
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2012年7月16日
♥
147
雲が流れる
同じ場所に動けないでいるのに見上げればほら雲が流れていく 風が来たから飛ぶのでしょうか 飛ぶ為に風を呼ぶのでしょうか 気まぐれに形を変えて自由三昧 好きな時に手の届かない高さで 悲しみも無しに現れては消える どんな風に思いつくのでしょう 上...
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2012年7月11日
♥
182
山のような欠点豆
みなさん コーヒーはお好きですか? 目の覚めない身体に喝を入れてくれる がんばった心と身体をなだめてくれる 大切な人との時間を豊かにしてくれる 珈琲は何と不思議な飲み物でしょうか アヤメの公園のそばにロッジがあって 中には機関車の形をした...
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2012年7月6日
♥
148
私小説
『はじめまして・・・』のあの日から 31,536,000秒が過ぎようとしています 人間の赤ちゃんならよちよち歩き ミーアキャットなら立派な青年に 稲はすでに美味しいご飯となって 林檎も葡萄も食卓に並んでいることでしょう 私の周りには穏やかな...
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2012年7月1日
♥
188
文月
彦星に恋はまさりぬ天の河へだつる関を今はやめてよ 伊勢物語 第九十五段 織り姫を想う彦星よりも 私があなたを想う恋心はまさっているのです 織女との間を隔てる天の川のような 物越しにしか逢おうとされぬ隔ての関を今はとってください 『この歌...
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2012年6月26日
♥
187
イイワケという物怪
イイワケという物怪が 心の中に棲んでいて 何につけても出しゃばってきては 純粋無垢な私の心を弄ぶのです 言い逃れ 逃げ口上 申し開き などの忌まわしい技を使って 邪念や私欲といった甘...
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2012年6月21日
♥
153
踏み切り
やっとここまでたどり着いた私の行く手を閉じる黄色と黒 ほんのわずかな距離を まるで果てしない闇の向こうのように意地悪にとおせんぼ 立ち止まったままで時計を見ている どうしてもあと一歩が踏み出せない 雨の踏み切り 肩を濡らす小さな傘 雫と雨...
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2012年6月16日
♥
175
jealousy
好きな人が私ではない人を好きになってしまう そんなことばかりでなくても 近くの人が超美人だったりお金持ちだったり カッコいい仕事をしていたりすると気になります みんな違ってみんないい そう言ったのは金子みすず 負け惜しみなどではなく 人は見...
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2012年6月11日
♥
167
緑の国
田んぼの緑 公園の緑 山々の緑 日本には 千も万も変化をみせる植物の緑色があります やわらかな新緑の季節は あっという間に通り過ぎてしまいますが 目にも心にも優しいこの色が このごろとても好きになりました 一本の木の たくさんの葉っぱの一枚...
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2012年6月6日
♥
160
大きくなったり小さくなったり
幸せが一杯に盛られたお皿が我が家にやって来ました やさしい色合いとちょうど良い深さで毎日大活躍です 特大のお皿に盛りつけても足りない頃もありましたが 今は少しずつ小さい方へシフトしています ところで もしもです 自分の身体のサイズが自由に...
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2012年6月1日
♥
171
六月の雨
こんな静かな雨の一日 傘を開いて立ち止まる 周りの音が小さくなって ひとりっきりの傘の中 やさしい雨は語り続ける ささやくように踊る雨粒 木の葉の雫が傘に弾んで 言葉にならない言葉で話す 前に進んで...
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2012年5月27日
♥
204
I miss you.
あじさいの花の咲く少し前の頃でした 驚きと感動とたくさんの幸せを 私のために小さな掌にしっかりと握りしめて あの日あなたは今日という未来から来たのですね その日からは喜びも楽しみも哀しみさえも いつもあなたと一緒でした そうして季節はいく...
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2012年5月23日
♥
176
楽書き
二次元の世界の住人たちのカーニバル それはそれは楽しい落書き ノートの隅にはこっそり書いた秘密のイニシャル うまく言葉にはできない気持ちばかり抱えて 言葉のかけらを拾っては並べていた日記帳 心の中にもたくさんの落書き 淡雪のように消えては...
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2012年5月18日
♥
160
Shell
ラクダとピラミッドのある風景 王子さまとお姫さまでしょうか それではこちらは宇宙人 私たちの地球があぶない 一つずつ違う模様が楽しいですね みんなかみさまの可愛いいたずら お椀の中にひろがるストーリー 口からだけでなく 目から 耳から ...
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2012年5月13日
♥
220
いかづち
きゃぁー こわーい 内緒だけどホントは気持ちいい! 湿った天気を吹き飛ばして よどんだ心にまで良く効く稲光 でも 誰かがそばにいる時は 少しおおげさに こわがってみたい 窓いっぱいの天空ショーの独り占め 毛皮のパンツの雷さまが狙っているの...
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2012年5月8日
♥
218
千年の約束
新緑の季節がここにだけは余計に微笑んだ そう思われるような大きな公園の その中にある博物館で 私に呼びかけてきたものは・・・ 『むかしをとこありけり』 伊勢物語を選んではみたものの 既出の論がたくさんあって 一学生にはとても難解なテーマで...
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2012年5月3日
♥
165
めぐ散歩
きれいなお花を 見に来たつもりが なんだかちょっと おかしな雰囲気 何かいる こっちにもいる そーっとのぞいてみたけれど こわいよー たすけてー ど どうしよう わぁ〜 たいへんだぁ〜 そして...
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2012年4月28日
♥
190
王子さま
ツバメを見ました カメラでは捉えきれないほどのスピードで 軒をかすめていきます 急いでどこに行こうとしているのでしょう 王子さまのお使いではないのですか みんなが同じように見えるので どのツバメが私を助けに来てくれたのか ただ立ち止まって見...
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2012年4月23日
♥
201
◯ ◯
これは秘密なのですが 今までに ◯ ◯ をついたことがありません なんて大きな声で言う私は ◯ ◯ ツキ カッコ良く見せるための強がりの ◯ ◯ 相手を傷つけないための思いやりの ◯ ◯ 誰かを励ますための温かい ◯ ◯ そして自分自身に...
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岡本 恵
(おかもと・めぐみ)。横浜生まれ。茨城県在住。無所属。 1995年、本誌の前身「オール川柳」に出合い投句開始、数々の誌上句・大会、マスコミ柳壇で活躍中。第8回川柳マガジン文学賞大賞受賞。...
プロフィールの続きを見る
ブログ作家の本
櫻木庵 尾藤川柳
短冊の書き方と鑑賞
定価:(本体
¥
1,200
+税)
文庫判ソフトカバー・128頁
ISBN978-4-86044-145-6
たむらあきこ
令和川柳選書 よけいにさみしくなる
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1171-8
木立時雨
令和川柳選書 影と海と風
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1116-9
名雪凛々
川柳作家ベストコレクション 名雪凛々―花びらになってあなたに逢いに行く
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-959-9
杜青春
川柳作家ベストコレクション杜青春―炎天下台湾全土焼芋化
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-948-3
鈴木順子
動かない時計
定価:(本体
¥
1,500
+税)
四六判ハードカバー・146頁
ISBN978-4-8237-1088-9
野村賢悟
令和川柳選書 第三句集
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1147-3
中前棋人
折れない足Ⅱ
定価:(本体
¥
1,200
+税)
文庫判ソフトカバー・128頁
ISBN978-4-86044-065-7
新家完司
令和川柳選書 ようたんぼうのうた
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1101-5
三上 博史
添削から学ぶ川柳上達法
定価:(本体
¥
1,500
+税)
文庫判ソフトカバー・584頁
ISBN978-4-8237-1038-4
最近のコメント
AKKさん、こんばんは。 今日も気持
お嫁に行く娘と母親の歌をきいて、し
新聞の投句ライフをお友だちと一緒に楽
こんにちは 現在夏井先生のところ以外
このみさん、こんにちは。 とにかく大
おはようございます お祭り、無事終了
今朝もおめでとうございます♪ 詩人の
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