もうひとりのわたし
何処にいるのでしょうか

私をやさしく諭してくれて困った時ほど頼りになる
くじけそうな時には励まし身代わりで何でもこなしてくれる
そんなもうひとりの「わたし」をさがしています
行き詰まったり
選べなかったり
体調不...【続きを読む】
まるで主人公

はやる思いを乗せて心なしかいそいそと
電車は静かな街並をすり抜けていきます

こくりつの、しりつの、こくりつ、とは一体なに?
やっぱり迷子の子猫ちゃんになってしまうのでしょうか

よかった 公園に誰かいます
道を訊ねたらとても親切に教えてくれました
...【続きを読む】
わたしのひみつ
どちらかと言えば、奥ゆかしくて、ちょっと秘密めいた人にあくがれを持つ私です。パッと何かが出現するマジックみたいなことが、生活の中にあったら楽しいですよね。つまらない小さなことでも言わずにおいて、涼しげな顔で暴露するときの快感。「チョコレートたべたいな」に「ちょっと待って」とあらぬところから取り出し...【続きを読む】
川柳が無くなる日
川柳ができない。句が作れない。
お題があれば、賞品でも出ていれば、いくつか浮かんでいたのに。やっと出来ても、標語、語呂合わせ、説明調、こんなのダメです。何が何なのかよく分からない。困った困った。
この世から川柳が無くなってしまう日には、いっしょに無くなる物がたくさんある。まず〆切。それからポ...【続きを読む】
帰さないで
...【続きを読む】
タイムマシンもどき
お出かけの時にはタイヤの4つ付いたタイムマシンに搭乗します 私はいつもパッセンジャーズシートでわくわくします動き出す瞬間には ♡ はまるで不整脈
硝子や金属やプラスチックに囲まれて 心地良いシートに包み込まれます 操縦装置にスイッチや計器類が...【続きを読む】
ヒロイン
こんな乗り物なら狭い道を
あちこちしないでたどり着けたのに
でもそれも楽しいいつもの
めぐ散歩
あれあれこれはこれは
ここでは予算と自然との戦いが始まっている
それにこんなに黄色いなんて
いくら秋だと言っても
やっぱりススキの野原のほうがすてきです
...【続きを読む】
ダンコたる決意
そうこれでいいんだ心はこう決まった何か大きなものを懸けて私は進むダンコたる決意モヤモヤしていたものがある日ある時ある場所で一瞬に答になるスッキリしているハッキリとしている怖れないたじろがない揺るがないそれは何かすごいことを決めようとしているとか決まろうとかしている訳ではない朝目覚めてさて起きようか...【続きを読む】
舞い上がる
喧騒の中で恋人同士が抱擁と引き換えに別れの涙を拭おうとしている
そんなロマンチックな雰囲気を期待しながら久しぶりの空港です
なんとも自由な広い駐車場に車を停めます
思っていたよりもコンパクトなターミナルビルには
外国人向けに炊飯器を並べた家電屋さん
韓国ショップやチェーン店のお蕎麦屋さんもありま...【続きを読む】
ひとり句会
秋を思いながら川柳について考えた
季節ではないのだと知ってはいても
つまるところ私の心を動かすものは
移ろいゆく季節の中の定まらぬ風情
未だ知らずにいる川柳句会について
想像と憧れと羨ましい素直な気持で
あんな風かこんな風かと心を働かす
人間や作品や自分との新しい出会い...【続きを読む】
名月や
太陽のおおらかな温かさのように
直に伝わるぬくもりとは違います
暗い空の静かな月の光と佇まいは
不思議を心に注ぎ込んでくれます
青い光が心の核にまで射し込んで
隠していた本性があらわになると
考える暇もなくたちまち心は疼き
私の知らない私が目を覚まします
かぐや姫になって...【続きを読む】
遠くで食べても
つるつるっと
美味しくいただきます
東の果てのこの国からずうっと西の方まで
いったい何処の誰が細長く発明したのでしょう
うどん
そうめん
ひやむぎ
ほうとう
スパゲティ
中華の
小麦粉の
米粉の
細いの
太いの
丸いの
平たいの
・・・・・
あれ 何か忘れていませんか
夕焼...【続きを読む】
風を待つ
空を行く人を見ましたそこから私の場所が見えますか 右か左かだけではなく 風は上の方向も教えてくれます
地を這うように走り続ける私たちは いったい何処にたどり着いたらゴールなのでしょう ひと休みする暇などはなく この道がずっと先ま...【続きを読む】
BATHROOM
突然ですが
お風呂で最初に洗うのはどこですか
・・・
私は左の腕からです
特に訳はありません
朝珈琲を飲みたくなるのも
鏡があるとおすましするのも
特別な理由はありません
そんな風にいつもの通りの一日を過ごすと
何もしなかったような気分になってきます
無為な毎日の繰り返しではないかしらと
ハッピー...【続きを読む】
地図にない虹のふもとが目的地
特にお参りということではないのですが
狐たちに出会うと何だか不思議な気持ちで
つい立ち止まって見つめてしまう私です
そのうちじっと見つめ返されて
動けないような気がしてきます
真っ赤な鳥居のある佇まいは美しいのですが
何となく日の当たらない所で
じっと黙って座り続けていることに
もう飽きてしまった...【続きを読む】
通り雨
さっきまでの青空が嘘のよう
気紛れな天の打ち水シャワーです
少しだけ我慢してやり過ごせば
いつかは止むはずのただの通り雨
待っているだけの時間がもったいない
心の中の水たまりも大きくなってくる
少しも望んではいないのに
私ではない私がそこにいる
ひとつきりしかない自分という
人間の形の中に閉じ込めら...【続きを読む】
私の宿題
葉月尽まだ宿題は終わらない
二学期が始まるまでの先生との約束
上手くいかないもどかしさに
子供心にも自分の不甲斐なさを嘆いたりしたものです
大人になっても八月の終わりには
やり残したことがあるような感じがして
ソワソワしたり予定表を確かめたり・・・
でも やっていくだけでマルをもらえるような
そう...【続きを読む】
Photograph
それは時間と空間を切り取って
永遠に残しておくためのとっておきの魔法
記録するというだけではなくて
シャッターを切った人自身も一緒に映りこみ
その人らしさが表れてきた時
かけがえのない一枚になるのでしょう
一枚の写真の前に立った時に
笑い声や風の音までが聞こえるような
その中に溶けてしまえるような
...【続きを読む】
Loading...







































