辞書をひく
中学校から英語の授業が始まったが、英単語を調べるのに一々辞書をひくことがものすごく面倒くさいと思った。ひく前に人に訊いた方が手っ取り早い、なんでこんなものがあるのかと思っていたのである。
高校3年生になっていよいよ受験勉強が本格的に始まった時、一つの決意をした。英和辞典のみならず、国語辞典や古語...【続きを読む】
馬から落馬して何が悪いの?
馬から落馬する。これは重言と言い、国語の授業では誤った言い方と習った覚えがある。
短詩型文芸においては、限られた音数で詠まなければならないという制約から、無駄な表現は言葉が被ったもの、諄いものとして嫌われている。重言などはもってのほかの措辞となる。
しかし世の中の日本語の言い回しは重言や重言的...【続きを読む】
先生が嫌い!
小学校5年生の時にいじめに遭った。それも担任の先生からである。詳しいことは省くが、私の母親と教育方針が合わなかったからである。教育方針といっても大したことではない。私の母親は、小学校時代は学力より体力(健康)、勉強は中学からでも間に合うという考え方を持っていて、春の家庭訪問でそれを担任の先生に話し...【続きを読む】
本物にこだわらない
以前、衣食住にあまり興味がないことを告白したが、そういう人間であるから本物にもこだわらないところがある。
本物にこだわるというのはブランド志向ということでもあると思うが、私は贋作でもいいではないかと思う時がある。もちろん知的財産権の侵害に当たるような違法行為はいけないが、いわゆるニセモノやそのパ...【続きを読む】
無知の知
「無知の知」という言葉がある。ソクラテスの哲学を学ぶと必ず出てくる考え方である。
「知らないということを知る」大切さを説いたものである。大辞林(第三版・三省堂)には「真の知に至る出発点は無知を自覚することにある、とするソクラテスの考え方」と記されている。詳しいことはうまく説明できないが、インター...【続きを読む】
立たされることが仕事のガスボンベ
36歳から川柳と関わり始めて、30年近くなるが、このタイトルにある句を詠んだ頃が私の川柳人生の転換点だったと思う。平成21年頃(50代前半)のことである。
当時、いろいろな誌上大会に頻繁に投句して入賞することに喜びを感じていたが、些か飽きてきた。何か情感のある句を詠みたいと密かに思っていた。女流...【続きを読む】
一筆書きの人生
中学生の頃だったと思うが、一筆書きのことを知った。数学、正確に言えば幾何学の世界の話しになる。〇、△、□などは一筆書きで書けることはすぐ分かるが、✡(六芒星)もじっくり考えれば一筆で書ける。+や*は無理である。おもしろいなぁと思った。
さて、小学校時代の嫌な記憶がある。クラスの女子が病気になり長...【続きを読む】
8割の出来で満足
私が勤めていたところのトップが、何かのエッセイで書いていたことが記憶に残っている。それは、部下に仕事を指示する、依頼する場合、100%の出来を期待するなということである。その理由は、人それぞれに理解力や能力がある訳だが、人から言われたことを完全に理解して忠実に遂行することは所詮無理があり、自分が思...【続きを読む】
ななめの部屋
栃木県子ども総合科学館という施設が宇都宮市にある。結構人気があって、栃木県民なら子どもを連れて必ず行く施設ではなかろうか。私も娘が小さかった頃は何回も行った。特に雨の日など、どこにも遊びに連れていけないような時には格好の場所だった。確実に1日を楽しませてくれる。
その科学館にはいろいろな展示や遊...【続きを読む】
「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」とほか二題
1、2、3、4、…と数字を1から10まで声に出して言う場合、昇順(1~10)と降順(10~1)で微妙に違うことに気づく人はどれほどいるだろうか? 実際にやってみると、ある二つの数字だけ読み方が異なるのである。多分ほとんどの人がそうだと思う。
答えは「4」と「7」。昇順では「し」・「しち」、降順で...【続きを読む】
山を越える
大学生時代のアルバイトで運転助手というのをやったことがある。4トントラックの助手席に乗り道路地図帳を見ながらナビの役をやったり、荷物の積み入れや積み下ろし作業をするのである。荷物作業以外はカーラジオを聴きながら助手席に座っているだけなので、アルバイト代の割には楽な仕事であった。東京から、埼玉・神奈...【続きを読む】
ウーマンリブとレディーファースト
中学生の頃に、アメリカでウーマンリブ運動が盛んになって日本にも上陸してきた。当時の私の英語レベルでは、ウーマンリブの「リブ」はてっきり「Live」だと思っていた。女も男と同等に「生きている」のだ、そういう運動だと一人勝手に解釈していたのである。
ところが高校生になると、英単語のボキャブラリーもだ...【続きを読む】
最高裁判所裁判官について
最高裁判所裁判官の国民審査という制度がある。ある人に教えてもらったのだが、その投票用紙に〇(信任)か✖(不信任)の印を付ける際、選挙管理委員会は、✖印以外はすべて信任として見做す、そう取り扱うらしい。つまり△や※印を付けてもレ点でも○と全く同じということ。勿論、白紙(無記入)も○と同じになる。
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おにぎりと新聞紙
中学・高校の頃、学校で食べる昼食の弁当は新聞紙に包んで持って行った。中学校では牛乳が1本(瓶詰・180cc)が出たが、高校ではそれが出ない。代わりにお湯(白湯)が出た。当番がでかいやかんで、弁当箱の蓋にお湯を注いで回るのである。弁当箱は底の浅い長方形のアルマイト製で、革製の黒カバンに立てて入れるか...【続きを読む】
同窓会とクラス会
中学校の同窓会が60歳になる時に開かれた。全員が還暦になるという大きな節目なので私も喜んで出席した。5クラス約220名の学年だったが、約50名(1クラス10名前後)が集まって盛り上がった。全体の1割程度が既に亡くなっていた。盛り上がったついでに次回はいつ開催しようかという話しになって、3年毎にやる...【続きを読む】
紅白歌合戦、なつかしの歌声
数年前、ある理髪店に行った時、そこの女性理容師が私とほぼ同世代の方で、散髪しながらいろいろと話しが弾んでしまった。その話題の一つに、NHKのテレビ番組「のど自慢」があった。
その理容師が言うには、子供の頃、日曜のお昼の時間に素人の歌を聴くテレビ番組のどこがおもしろいのか全く分からなかった。家族で...【続きを読む】
♪真夜中のギター
千賀かほるが歌った「真夜中のギター」は忘れられない名曲である。昭和44年、私が中学1年生の頃に大ヒットした。
「街のどこかに 淋しがり屋がひとり…」という歌詞で歌が始まり、「愛を失くして なにかを求めて」と続き、「失くして」の「して」のところでベースギターがブーンと低音を響かせる。当時の私はそこ...【続きを読む】
睡眠との付き合い方
何年か前に「睡眠負債」なる言葉が流行ったが、若い時ならいざしらず、大方の人間は40代の中年にさしかかる頃にはうまく睡眠できなくなるのではないか。日々8時間きっちりと規則正しく睡眠をとれる人などほとんどいないのではないか。
仮に睡眠は上手にとれる方だとしても、寝る前に何か事が起きてそれが尾を引き眠...【続きを読む】
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