地震への向き合い方
私は、地震にはあまり驚かないタイプの人間である。地震に興味がない、と言ったらあまりに不謹慎し過ぎるか。では、10年前の東日本大震災の時はどうだったのか。あの揺れの凄さ、恐ろしさがトラウマにならなかったのか。あれに懲りなかったのか。そう言われれば、確かに私も大変な歴史的出来事を体験をした訳である。毎...【続きを読む】
美術館通い
もう10年以上になるだろうか、宇都宮にある栃木県立美術館へ時々行っている。数か月に1回程度なのだが、必ず一人で出掛ける。
大抵何かの企画展をやっている。まずそれをじっくり見るのだが、個人的には空振りかなという時もある。たまにホームランのような企画に出合うと少し興奮して見ている自分がいる。その後、...【続きを読む】
塩分の摂り方について
塩分の摂り過ぎは体によくない。かなり前にNHKテレビの「ためしてガッテン」で、素手ではなかなか摑めない鰻も塩を塗ってやると簡単に摑めることが実演された。塩が鰻の皮膚細胞をいかに破壊する力があるかを教えてくれたのである。だから、酒飲みが塩辛いものを好んで食べて胃がんや食道がんになりやすいのはここから...【続きを読む】
相対主義の観点から
物事を客観的に観察して正しい判断を得ようとする時、なるべく相対的に考える、つまり対象やその概念を相対化させようとすることが大切だと思う。
相対的な観点とは、絶対的に思えるようなものに対しても常に懐疑的になることでもある。情報化社会だから、正しい判断をするための材料が充分に用意されていると考えるの...【続きを読む】
お雛様大好き!
3年前の春、関西の方に嫁いだ娘に女の子が生まれ、翌年お雛様を買ってやって送った。社宅に住んでいるので、あまり大きなものは要らないと何度も言われていたので、人形店で小振りな親王飾り(三人官女も付いていた)のお雛様を選んだ。実は、我が娘も生まれた時に同じような親王飾りを買ってもらい、私が毎年物置から持...【続きを読む】
これからのブログについて
昨年の4月1日からこのブログを始めて今日で丸一年となる。スタートの頃は書きたいこと、言いたいことがいろいろあって、話しのタネは尽きないのではないかと密かに思い込んでいたが、毎月の奇数日(だいたい2日に1回)に掲載するペースは、ここに来て些か息切れし始めている。昨年の12月には自作の短編小説を載せた...【続きを読む】
コロナ感染における量から質への転換
コロナ騒ぎで昨年から毎日たくさんの報道がなされているが、その感染症の発症のメカニズムについて、最近の私は「量から質への転換」という概念をいつも連想してしまうのである。
感染原因の一つである飛沫に関して言えば、その飛び方や拡散の仕方がいろいろと話題になったりするが、飛沫そのものやその飛び方に対する...【続きを読む】
クリスマスケーキ
父の従弟が我が家の近くに住んでいてパン屋をやっていた。子供の頃クリスマスに近づくと、必ずデコレーションケーキを買いにその店へ行った。
昭和40年代のクリスマスケーキは生クリームではなくバタークリームが主流だったと思う。濃厚な甘さ、生クリームとは違った適度な歯ごたえ、この旨さは今でも私の脳裡のどこ...【続きを読む】
連続ドラマ
新聞や週刊誌には大概連載小説が載っているが、若い時分から私はこれがどうしても読めない。読もうとして何度も挑戦したが無理だった。読み進められない。苦手なのである。
ではテレビの連続ドラマはどうかというと、一話完結物なら前回までのあらすじにこだわらなくてもいいので気軽に見ていられる。ところが、ストー...【続きを読む】
草餅と黄な粉
我が家では、私が小さかった頃から毎年草餅をよく作った。近くの川の土手に蓬がよく生えていて、3月3日のひな祭りには間に合わないが、3月下旬、春休みの頃には親子でいつも摘みに行った。
草餅は、少し平らにした饅頭のような形にして作っていた。一個一個作り上げる最後の仕上げの時に、人差し指、中指、薬指で押...【続きを読む】
愚者の税金
宝くじは、欧米では「愚者の税金」と言われている。販売額の約40%は胴元である地方公共団体の儲け(収入)となる。残りの40数%が購入者に当せん金として還元され、更に10数%が手数料・印刷経費・広報費に使われる。例えば総額100億円分の宝くじが販売されたとした場合、もしそれを残らず全て買い占めたなら、...【続きを読む】
コブシとマンサク
小学校卒業(昭和44年3月)の記念樹はコブシ(辛夷)とマンサク(金縷梅)だった。いずれも名前がおもしろいので、当時みんなで笑った。コブシは拳、マンサクは万作(おじいちゃんの名前みたい)を連想したのである。どんな花が咲くかはもちろん知らない。小学生にはそんなことはさして興味もない。植えた場所は、国旗...【続きを読む】
戯れ言として「すべて無利子になった世界」
西暦20XX年、日銀のマイナス金利が高じて、ついに銀行の利子が定期預金でも普通口座でもゼロパーセントになった。とんでもない世の中である。
給料やボーナスの一部を銀行に預けても、一銭も得にならない。しかしだからといって家に置いておくタンス預金にしておくと、物騒な世の中なので落ち着いて寝ていられない...【続きを読む】
天の川との遭遇
大学時代の一時期山歩きのサークルに入っていて、結構いろいろな山に登った。今でも忘れられないのは、1年生の夏休みに岩手県の夏油温泉から焼石岳という山に登った時のことである。実は生まれて初めて天の川を眺めた。それまでは小学生の頃宇都宮にあるプラネタリウムで人工的なものを見ただけだった。
その時感じた...【続きを読む】
物は余るようにできている
学生時代に経済学用語の「依存効果」のことを知った。ネットのコトバンクには、この言葉は以下のように解説されている(出典は「ブリタニカ国際大百科事典」)。
「生産者の宣伝,広告によって消費者の欲望が喚起されること。貧しい社会では欲望は必要によって決定されるが,豊かな社会では消費者の顕示欲が消費を促すば...【続きを読む】
コロナ禍、コロナ下、コロナ禍下
テレビやネットのニュースなどで、話しの始めに「コロナ禍」で切り出す記事を多く見かけるようになった。去年の騒ぎが出た頃は「新型コロナウイルスの感染拡大の状況により」というような紋切り型の枕詞が多かったが、これはあまりにも諄くて冗長で、数か月でこのフレーズはメディアでは見事に使われなくなった。
その...【続きを読む】
図書館は半分死んでしまったか
コロナ騒ぎで図書館の楽しみがかなり減ったと思う。どこの図書館も閲覧座席(ブラウジングコーナー)を閉鎖している。寛いで新聞や雑誌を読むこともできない。他の人が触れて読んだ本を書棚から取り出して借りる行為についても、コロナの所為で衛生的なことに思いを馳せる神経質な人間からは敬遠されていくかもしれない。...【続きを読む】
失言て何なの?ーその客観的考察ー
「失言」の意味を調べると、「言ってはいけない事をうっかり言ってしまうこと。またはその言葉。」と書いてある(三省堂 新明解国語辞典第五版/最新版ではどうなっているかは購入していないので不明)。
ということは、当人が言ってはならないことを言っただけで、その話しの内容は当人がそのように思っている、信じ...【続きを読む】
Loading...





































