
咲くまでは見守るけど
起きて一番に見に行くけど
いつまで待たせてくれるつもり
今日も真夏の一日が始まるよ
子供の時から一度も手が届かない空の青や
流れ立ち上がり消えていく雲の心に残るデッサン
夕立がそこまで来ている時の風が伝えてくれるもの
蝉の声草の匂い遠い記憶の中にいる今の自分という感覚
この季節が来るたびに繰り返すこと
いのちが意識を超えて存在するような感覚
冷たい水が細胞の最後の一個まで行き渡る時には
これでいいここが居場所これが私と感じさせられている
ダメとかいいとか好きとか嫌いとか
勝手に行ったり来たりしているのを楽しんで
夕暮れ時までの時間をやり過ごす怠惰な一日も
長くて短い一生の一度しかない取っては置けない事件
過ぎてから夏だったねと思いたい めぐみ
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