思い出には雨
雨を待つ身と笑うがいい
ずぶ濡れの写真は一枚もない代わりに
思い出は相合傘がいつでも左の肩を濡らすように
心の片側に深く沁み込んでいる
水溜りが泥を跳ね
髪も服も靴も干していない洗濯物だったとしても
ココロは色や音や光の波を増幅するから
そんな日はいつだって気分は空を見上げている
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囚われ人
迷子になっているのでもないのに私の傍には私しかいない
主観から独立して捉えようとする意識も薄れてゆく
すべてが次から次へと動き変じて過ぎていくのを
まるで鳥や魚の眼で見るようにして眺めている
独りっきりなのに混乱状態に陥るような不安感は無く
寒いも暑いも感じようとしないし認識もしない...【続きを読む】
ある愛の詩
それは、私の好きなドライブの延長ではなかなかに到達は困難と思われるほどの遠方から届けられました。盛夏を彩る食べ物の中にあって、子供から大人まである種の魅力(きっとそれは楽しさ!)を感じるとすれば、それは西瓜とも違うしもちろん秋近くになってからの果物とも違うものでしょう。朝取りの、それも畑が近いの...【続きを読む】
守ってあげたい
日除けの傘にストローハット今の季節のお出かけの強い日差しが大好き大敵せめて日陰を選んで歩くおでこもほっぺも守ってあげたい
背中のロゴはTUKUBA ROBOTSランチはドーナツ迷っているの穴まで食べて大きくなったの遠い異国で活躍のバスケットマンを守ってあげたい
お家に帰ると枝垂れの桃のお花...【続きを読む】
煮ても焼いても蒸してもつぶしても
ジャングルみたいな森の中から
背伸びしてみて分かったことは
まだまだ花が咲いたばかりの
誰かを待ってるジャガイモ畑
花は余計と切り取ることは
自分が冷たい人に思えて
少しお芋が小さくたって
実を結ぶまで待ってます
植えたあの日のみんなの願い
小さな種にかけ...【続きを読む】
木陰には風
朝からお庭の草取りしたら
緑がみんなかわいくて
私に水遣り冷たい麦茶
テニスコートと同んなじ汗が
光る額はあの日のようで
ゴム手袋は外します
心の中に一杯なのは
あなたの事なのお昼の事なの
何にするおなか一杯ダイエット
きゅうりとトマトうす焼...【続きを読む】
存在証明
梅の実ひとつの重さがあれば
地球と引き合うことさえできると
コンプリートな形を目指し
真ん中あたりの色を選んで
生きてることを誇ります
ここに生まれたミラクルに
遠い時間と巡り合わせと...【続きを読む】
君の行く道は
オレンジ色のカッコイイやつ
コンバースってバスケのシューズ
速く走って急に止まって
いつか高くにジャンプするには
ギュッとおひざに力をためて
ガマンしてから跳ぶのです
一年前に歩き始めて
ゆっくりとした一歩ずつでも
一人でこうして背筋を伸ばして
賢いからこそ用心深く
しっかり前を見て歩いてる...【続きを読む】
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