あきらめてはいない
雨の降る日に歌いながら小さな花木になって精一杯広げた葉の上にできる限りの雨粒を集めよう
枝を伝い幹を落ちて飲み込んでしまえばすべては私のものになり私は水の惑星で生命であることを知る
いつか花となり実を結ぶ時形と色と香りに驚き呆れる自分知らな...【続きを読む】
どこだれいつ
もう何度目の季節なのか数えたりはしないのに今度は何を見つけるのだろう
空は海に憧れたらしいさざなみのステージで魚は雲が演じている三寒四温が始まるまでは冬はわがままし放題夏でも秋でもないのだから教科書通りでなくていい
寝転んでしまえば枯れ草の絨毯は風さえも防いでここを中心に半径無限大の陽だま...【続きを読む】
季節はずれ
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真冬の山里には
こんな二人連れ
ここにも可愛く
季節がめぐっても変わらぬものに小さくても季節の花をありがとう
壁の文字をたどりながら焦らずに待っていたのは
年を越してしまった念願の新そばでした
待ちわびて新蕎麦白梅の季節 めぐみ...【続きを読む】
僕にまかせてください
集合ぉ〜
整列っ
右向け右ぃ〜
番号ぉ〜
魔法使いさんの親衛隊は選り抜きのスペシャリスト達です
必ずや任務を遂行して命の平和を取り戻します
先ずは
高血圧帝国との力関係の均衡を成し遂げます
次に
高熱集中攻撃に真...【続きを読む】
いまごろは
おとーさんもおかーさんもおいでよー
こーやってちっちゃくなって
ごっつんしないであっちまで
なにがあるのかみにいこーよ
おとーさんのたかいたかいより
ばすけっとぼーるはおっきいな
どこにいるのおかーさん
でもひとりでだいじょーぶ
やさし...【続きを読む】
春に待つ
春は今ごろ何処いらでしょう遠い異国のアヴェニューこえて
お化粧直しのスカイツリーの身じたく出来たらその上にそっと止まっているかしら
それとも記念のガラスのお皿にトマトのバラが咲くころまでにはもっと真近に姿を見せる
いえいえ家のお庭の隅の陽だまりひとつ見つけたらゆるり南の風の日ころに心をこめて...【続きを読む】
童話の国から
元気よく遊んだ後の約束のおひるね影がお手伝いひそひそ話の大人たちの静かな時間を日時計が立ち止まりながらすすめます
陽だまりに私眠れる森の美女
遊ぶなら「こうえん」それが合言葉木の実も風もブランコも待っていたよと歌いだす棒が一本あるだけで無限の広さは君だけのもの
みんな来い...【続きを読む】
みっけ
見~つけたそんな隅っこに隠れていても外を向いて叫んだりしたらぜ~んぶお見通しだよそのまんまレントゲン写真くん
今日はいいとこも見つけたんだよホームセンターのずっと裏の方のその奥にチラッと見えたので探検してきました「新そば」「あんみつ」ワーイ
見つけたって言えば満天星の冬...【続きを読む】
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