
空気の中に水があふれて
傘の中にも雨降る日には
夜から朝もお昼過ぎまで
お部屋の中で空を見上げて
ささやかな夢と自由のことを
思ったり願ったり祈ったり
虹色のはず丸いはず
長い静かな息をして
こわくないけど割れないように
触れないけれど手のひらくらいに
育みながら風を待っている
軒先きか屋根までか空までか
壊れて消えてしまうまでは
光はみんな閉じ込めている
外側にある心は揺れて
映してまわすひとつでもたくさんでも
飛んで流れて透けて割れた
ひとときの永遠の昼の夢

梅雨空をムカシのコドモ独り占め メグミ
