木陰には風
朝からお庭の草取りしたら
緑がみんなかわいくて
私に水遣り冷たい麦茶
テニスコートと同んなじ汗が
光る額はあの日のようで
ゴム手袋は外します
心の中に一杯なのは
あなたの事なのお昼の事なの
何にするおなか一杯ダイエット
きゅうりとトマトうす焼...【続きを読む】
存在証明
梅の実ひとつの重さがあれば
地球と引き合うことさえできると
コンプリートな形を目指し
真ん中あたりの色を選んで
生きてることを誇ります
ここに生まれたミラクルに
遠い時間と巡り合わせと...【続きを読む】
君の行く道は
オレンジ色のカッコイイやつ
コンバースってバスケのシューズ
速く走って急に止まって
いつか高くにジャンプするには
ギュッとおひざに力をためて
ガマンしてから跳ぶのです
一年前に歩き始めて
ゆっくりとした一歩ずつでも
一人でこうして背筋を伸ばして
賢いからこそ用心深く
しっかり前を見て歩いてる...【続きを読む】
女のためいき
大きめのため息をひとつ春菊ちゃんに聞こえるようにね
そんな私は気が付いたらこんなところにいました
連れてきてくれたのは彼ではありません竜宮城ではありませんから
ウッドチップを敷き詰めたお庭を通って
森の中でもらったものは 木漏れ日の花束でした
渡された番号札の数字には意味はありません
...【続きを読む】
箱入り娘
もちろん今日はあなたたちのためにあるのですから
鳥よけネットの彼女たちや
一日に何度も見に行くふたりよりも
悩み抜いて決めた外国製のポットに考えつく限りの土作りをしてしっかり時間をかけたのだから夜はお家の中で満開になるまでおしとやかに過ごすのですよ
親にしてみれば世界のナ...【続きを読む】
色とりどりの
時はいつも急ぎ足でお寝坊の私を置いてきぼりにするつもり
それでも朝露の消える前には野草たちの森の中までたどり着きます
そして早い朝の新発見は目覚まし代わりの頭の体操
不思議と不思議なものに目がいきますね
あらあらこんなにたくさんの花びらこれでは親指姫が出られません
もちろんあなたたちの...【続きを読む】
ももぐみとめぐみ
ちょっと前から、この季節にしては冷たい雨の中にボク達はいる。苛められているのではない。乾いた喉にナチュラルな補給というおもてなしだ。
「私と一緒にあの車でお家に帰りたい?」
優しい気持ちはたっぷりと伝わってきた。ボク達が言葉を持たないということは有り難いことだ。心と心は誰と誰でもいつもまっすぐそ...【続きを読む】
4月5日を
思い出そうとしてもどうしても思い出すことが出来ないのは
一度たりとも忘れたということが無いからです
満開のトンネルを抜けて行く私は
弘法大師さまの笑顔に見とれていたとしても
三百年の枝垂れのふところに抱かれてその歴史に耳を傾けている時にも
あの年のあの日にはこんな桜たちとは無縁...【続きを読む】
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