いま幸せというものを心に沁み込ませた次の刹那には
また長雨の中に身をさらすような思いが襲ってくる
神様を思い通りにするつもりの祈りなど届くはずもない
知恵があるという浅はかさを運命が嗤う
自分のことなのに自分のことではないような
永遠に解くことのできない難題のそばにいる
舞い降りてくるはずの天使たちが眠っているのは
雲さえも届かない遥かな世界なのだろうか
それとも待つだけでは開かない時間の壁の向こう側
本当には飛ぶことができなくても
冷たくなっていく空気にその翼を広げて
くれるはずの微笑みをひとりひとつずつ届けておくれ

雨止まず何を惜しむか青紅葉 めぐみ
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