
過去にはだれにでも
恥ずかしいことや
なかったことにしようが
幾つかはあるもので
私には特にいっぱいあるけれど
忘れる努力のおかげで
きっかけさえなければ
普段は自分歴史年表には書かれていない
一人で映画の試写会へと乗った電車
初めて偶然その先輩の隣に座った数駅
「おにいさんが欲しいなぁ」
妹しかいない私はきっとまだ二十歳前
まわりに聞こえないようになんて
そんな余裕は全然なかったし
その時は少しも恥ずかしくはなくて
それが思い出すたびにどんどんぐんぐん
だれにでもあるさ人には言えぬこと めぐみ
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