Loading...Loading...


一日中雨の降る日は一日中家の中にいます

もとえさんはいつもの窓辺 前髪がすこし伸びましたね

彼女が見つめているのは新しいコーヒーカップ

新しいものはもう一つあります

ほら きれいでしょ

きれいなものがもう一つ窓の向こうにありました

見上げていたのはこのふたり

古いフルイと古いカメ

私も見上げます

空にある対角線

お出掛けは無理と黙って決めました

井戸からの蛇口も何も言いません

水は出ますが音は出ません

せめて小さなスピーカーから

こんな日にお似合いのミュージックを

庭先の花にも聞かせたい

 

雨音に紫の色塗り込めて心の中の散歩楽しむ   めぐみ

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

蜘蛛はわたくし   一本のたて糸から誰にも邪魔をさせずに 朝露輝く空中御殿を築く事が生のベース 美しいこの躯を嫌うことは罪悪と心得よ 脚を数えて昆虫ではないと分類などして 本質を問わぬこと... 「 くもとくも」の続きを読む
にが~いコーヒーが大人の気分 ブラックにあこがれ続けて たどりついたところは   一口目の前に香りの誘惑を楽しんだ後 飲み込んで抜けてくる香りは私だけのもの 苦みも酸味も透明感も温度も複雑な... 「 ほろ苦」の続きを読む
時の帝がお住まいになるごく近くに私の屋敷はあって、歌を詠んだり碁を楽しんだり、琴や琵琶に心傾けたりしながら暮らしておりました。今思えば、かれこれ千年にはなりましょうか。あの頃の私はそんな先の世界までは... 「 祈り」の続きを読む
どしゃ降りではありません 真夏の空気でもありません これ私の心ではありません     セブンティーンは長袖のシャツ 目的地はひとつ アクセスの方法はふたつ   &nb... 「 いっしょならサンポが四歩五歩になる」の続きを読む
心がけていることは  むずかしいことも平易な言葉で伝えようとすること  もちろんその時には  美女ではなくても心からのコマンドで笑顔を添付すること       喜びというのは    生きている証の中... 「 好き」の続きを読む
じいちゃんに抱き癖ついてなぜワルイ   というわけでひと月のバースデーが過ぎ たいちくんはすっかり家族ということになりました 彼にしてみれば命がけの毎日が おかあさんにとっては 心配と動揺と... 「 また逢う日まで」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K