私の街では朝が来ると夜が明けて”いちにち”というのが始まります
一軒家にもアパルトマンにも公平に陽のあたる通り沿いを
朝には朝の音が空気を揺らして通り抜けて行きます
様様な暮らしの中で数数の出来事が繰り返され
稀にある小さな事件や大きな慶び事などを人人は共有しています
自由や平等や愛や平和を誰もが理解し幸福について知らない人はありません
朝が終わると昼間もあります
私には私の
若い人には若い人の
市長さんには市長さんの
子どもにも大人にも男にも女にも ”いちにち”の半分は活き活きとした時間です
そしてまた次ぎには朝に繋がる夜が降りてくることになります
一日を締めくくる役目の人たちが仕事を終えると
街は朝に向けて静けさを取り戻します
眠りの中に自分を投げ出してしまうまでの僅かな時間を
それぞれのやり方で過ごそうとするのを守ってくれるのは
ゆったりと流れていく時とやわらかな空気なのです
その人がその人であるためには他には何も要りません
やさしいスープ
美味しいと心から思えるワイン
年月をかけて体に合わせた肘掛け椅子
胸の中のいちばんうれしい所をくすぐるように揺らすのは
誰も口には出さないけれど きっとそう「なかよし」の大切な人たちです
満たされて夢の世界へ誘われるには
何も比べる物などは要りません
理由を付ける必要など無いのです
個性豊かなオリジナルの人生がそこにはあります
幸せを一つ捜してから眠る めぐみ
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