Loading...Loading...

蜘蛛はわたくし

 

一本のたて糸から誰にも邪魔をさせずに

朝露輝く空中御殿を築く事が生のベース

美しいこの躯を嫌うことは罪悪と心得よ

脚を数えて昆虫ではないと分類などして

本質を問わぬことは愚かであり下らぬ事

狩りの姿は美であり孤高そのものである

この場所に現れてこの時間を生きる事で

全て悟り切って燃やし尽くす空間魔術師

個の名は無くとも糸を紡ぎつくす心意気

 

 

わたくしは雲

 

季節だけが姿を決める権限をもっている

風にも何かを任せたままでここまで来た

高く行く時も低く垂れ込めても空は許す

群れては千切れ整列し消えるまでの自由

如何なる物とも引き換えでない生と滅を

何も語る事無く雨と雪だけは知っている

時には満月さえも遮り秘密を守り切れば

落陽のドラマの脇役を務めるおおらかさ

この空からあの空まで自在が運命と知る

 

 

暁光に囚われの身か女郎蜘蛛   めぐみ
                  

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

にが~いコーヒーが大人の気分 ブラックにあこがれ続けて たどりついたところは   一口目の前に香りの誘惑を楽しんだ後 飲み込んで抜けてくる香りは私だけのもの 苦みも酸味も透明感も温度も複雑な... 「 ほろ苦」の続きを読む
時の帝がお住まいになるごく近くに私の屋敷はあって、歌を詠んだり碁を楽しんだり、琴や琵琶に心傾けたりしながら暮らしておりました。今思えば、かれこれ千年にはなりましょうか。あの頃の私はそんな先の世界までは... 「 祈り」の続きを読む
どしゃ降りではありません 真夏の空気でもありません これ私の心ではありません     セブンティーンは長袖のシャツ 目的地はひとつ アクセスの方法はふたつ   &nb... 「 いっしょならサンポが四歩五歩になる」の続きを読む
心がけていることは  むずかしいことも平易な言葉で伝えようとすること  もちろんその時には  美女ではなくても心からのコマンドで笑顔を添付すること       喜びというのは    生きている証の中... 「 好き」の続きを読む
じいちゃんに抱き癖ついてなぜワルイ   というわけでひと月のバースデーが過ぎ たいちくんはすっかり家族ということになりました 彼にしてみれば命がけの毎日が おかあさんにとっては 心配と動揺と... 「 また逢う日まで」の続きを読む
ご近所にパトカーが止まりました 。何かあったのでしょうか 。でも、こんな小さな警察では 重大事件ではなさそうです。 見ているうちに サイレンもつけずに行ってしまいました。    ... 「 助けに来てね」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K