真っ赤な夾竹桃の花が見たいので、工業団地の生け垣のところまで車を走らせてくださいな。去年の真っ白な花を撮ってきた場所にあるのでしょう。白いフレアースカートの夏のワンピースが日差しの中で風に揺れるのを綺麗に撮ってくれましたね。今年はフラメンコの情熱のステップを、強烈な光の中で、何とかして反対色のコントラストと共に私の腕で捉えてみせますから。
家に咲く百日紅の赤では物足りないのです。真夏の空の下で自分の濃い緑色に、必ず負けない赤。力強く生きる女性を思わせ、私もそうありたいと願わせる何かを日向でも日影でも静かに主張しているのですから、私の夏の花と決めています。名前を呼ぶときの響きも大好き。
恋人に会いに行く訳でもないのに、なぜこんなにドキドキするのでしょう。約束もしていないのに会えると信じているからです。私の心の中にある完璧な姿で私を待っているはず。黙って見つめあうカットだけのための on location.
でも、私のわがままがいけないのです。望むばかりで結末がハッピーエンドではないことなど考えてもいませんでした。厚い雲、風、まだ蕾の彼女。乙女に無理は言えません。どうしましょう。そうだ、野菜だ。
あのね、タマネギ以外野菜がないのね。いつものとこへ行って下さい。
馬鈴薯、隠元豆、大根、長葱、玉蜀黍、茄子、胡瓜、大蒜、韮、南瓜、枝豆、もやし、ピーマン、ブロッコリー、レタス、それから・・・
すっかり切り替わってしまった私のスイッチ
急遽シナリオはいただきますの方向へ
それでもちろんハッピーエンド
花も好き団子も好きで野菜好き めぐみ
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