ミルク色の朝なのにあなたはそこで何を見ているのですか
恥ずかしそうに染まってもう冬の眠りの中へと入っていくのですね

あちらでは花をつけ
こちらでは実となり
落ち葉のカーペットには早々と
幹と枝のシルエットが似合います
紅きひと枝の
寄り添うさきは
背の高い彼の広い肩巾の強い腕の中
忙しく行き来する魔法使いさんのそばで
まだ来て欲しくはない色のない冷たい季節と
暖かな部屋の中で誰かを待ち続けることに
思いを馳せています
雅に青海波でも踊りましょうか
今日は私一人の
紅葉の賀
クレヨンで大きく描いた冬の歌 めぐみ