柿食えば
月の満ち欠けについて
月と地球と太陽を紙に書いて
きちんと説明することが 出来ません
満月と三日月はわかっても
上弦と下弦の見分けなどつくものですか
名にし負わば かぐや姫めぐみ
奈良時代の頃に中国からやって来て
広まっていった柿の実のびっくり甘さは
法隆寺の鐘が鳴るた...【続きを読む】
秋の日のワンピース
四月以来の好天に恵まれて
文化の香り高く
その日はやってきたのでした
「楽しい時間を過ごしましょう」という挨拶を携えているのに
緊張と不安から離れられない自分を
救ってくれるのは渾身の裏付けだけでした
来賓の市長さんのお隣で...【続きを読む】
そこに秋があって
これが夕焼けなら
明日が晴れは間違いない
もしも朝だけ雨ならば
たいしたことはない私の腕まくり
落ちるところがコンクリートでは
あまりにかわいそうだから
拾っていこう痛くないように
リスと私とどっちに食べられたいか
秋には秋の暮らし向きが...【続きを読む】
初めてのこと
花にも影があるんだと気がついてみると
陽のあたる美しさだけを見ていたことを
素直になって詫びている
雲の本質が形なのではないことを
科学が教えてくれた時に
文学少女は腰を抜かしたけれど
たまには私だって魔女になれるんだから
自分の足で登れるんだから
今日も初めてのことに出会えるんだからと
そ...【続きを読む】
それでも私は
明日の自分に何があるのか知らないから
目の前のデータと経験則で予想を立てる
大袈裟に
より楽観的に
もっとも悲観的に
結局は何が起こっても
私は私を生きていくのだから
何もかもを評価するのではなく受け入れるしかない
心のままであればよいと決めてはいても
沈着を装うつもりの...【続きを読む】
一句の味わい
もう秋になるなあ
私が私になってからどれくらい過ぎたろう
川柳に出会ってどのくらい経つのだろう
母の掌をやがてこぼれてゆく葡萄 佐藤美枝子さん
もちろん私のではありません
川柳にのめりこもうとしていた頃に出会って
大いなる力を持って私の背中を押してくれた句です
...【続きを読む】
佳日
お互いを恋うる思いにはひとかけらの疑いもなくて
その名前を呼び合えば
生きる意味を言葉では言えないまま
高熱で燃え尽きてしまっても悔いなど残らない
愛し愛されるという今日の誓いが
運命をも動かし
永遠とも思える未来を約束するだろう
合言葉は簡単「なかよし」
暗い道も
登り坂も
引いてあげ...【続きを読む】
???
サイレントキラー?
正常高血圧?
カルシウム拮抗薬?
わからないことだらけ
低めの血圧標準値?
製薬会社の陰謀?
減塩に減量に運動?
真実は何?
統計の数字より
私という個体にとってを
優しく静かな言葉で
説明してくれないかなあ
母もおばあちゃんも長生きだよ...【続きを読む】
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