一億総コメンテーター時代
定年で仕事を辞めると、毎日朝からテレビがじっくり観られる。大体チャンネルを回すのは、報道番組や情報番組などである。平日の昼間の時間帯はそれしかやっていないということもある。
MCのアナウンサーやタレントなどがうまいように仕切っているが、政治や経済の話題、日々起きるいろいろな事件について、必ずコメ...【続きを読む】
肉嫌い
今更ながらの話しであるが、私は子供の頃に肉嫌いだった。魚介類は食べるが、豚肉や牛肉、鶏肉は食べられなかった。人間と同じような赤い血が流れている動物(哺乳類・鳥類)のものを口にするということがどうしても嫌だったのである。
両親と3歳年上の姉との4人家族で毎朝、毎夕食卓を囲む。肉を使った料理だと、私...【続きを読む】
反温故知新論
「温故知新(故きを温めて新しきを知る)」という言葉は、今の情報に満ち溢れた世の中では、あまり役に立たなくなったのではないかと思っている。
新型コロナウイルスの感染拡大については、昨年の1、2月の頃から騒がれ始めて、約100年前に起きたスペイン風邪の歴史に学ぶところがあるということで、当初はいろい...【続きを読む】
川柳で救われてきたこと
川柳と出合って30年近くなるが、すぐにこれは生涯の友になるだろうと感じていた。その後間もなくそのとおり親友になってしまった。
最初は地元の下野川柳会への句会参加、新聞柳壇への投稿などがメインだったが、全国各地で開催される誌上大会へも積極的に投句するようになった。
毎日の生活、特に仕事のことでむ...【続きを読む】
ハンドソープとシェーバー
現役時代、夏や冬にボーナスが支給されると、とりあえず銀行に預金したものだった。定期預金にすると、昔はそこそこの利率で利子が付き、ボーナスキャンペーンなどと謳って粗品の食品用ラップフィルム、食卓用布巾、台所用洗剤、液体ハンドソープなどをお土産にもらったものだった。
今はマイナス金利のとんでもなく恐...【続きを読む】
自動詞と他動詞の世界
日本は自動詞を主体とした文化だと思う。例えば、子供を「生む」(他動詞・do動詞)とはあまり言わない。子供は「生まれる」(自動詞・be動詞)ものだからである。女性が妊娠して子供を生むという他動詞的動作・行為を、子供が(神様から)授かった、生まれたという事態・推移で自動詞的に変換する。これは日本特有の...【続きを読む】
迷惑メールについて
振り込め詐欺が社会問題となってかなり久しいが、その後いろいろな手口の事件が世間を賑わせて、残念ながら後を絶たない。
さて私は遅まきながら2年ほど前にケータイをスマホに替えた。3Gのガラケーが終わりになるので4Gのスマホに乗り換えただけであるが、スマホは便利で面白い。タブレットやパソコンで使ってい...【続きを読む】
受験の夏の思い出
今までの人生を振り返ってみて、高校3年(昭和49年)の時の受験勉強、特に夏休みの頃のことが折に触れて何度も思い出され、私には今でも特別な風景となっている。おそらく生涯残る記憶だろう。
入学した高校はいわゆる進学校で頭のいい奴は何人も東大に入っていた。当時の私は勉強をしたがらない反抗期だった。1年...【続きを読む】
「炭酸まんじゅう」とは何か?
私が生まれ育った町には7月中旬に夏祭りがあって、御神輿を担いだり、山車を引き回したりして地域住民が楽しんでいる。これは伝統行事として地元の一大イベントであり、今でも続いている。もっともコロナの影響で去年、今年は中止となった。
さて、我が家ではその時期、母親が炭酸まんじゅうを毎年作ってくれていた。...【続きを読む】
「霧の中の二人」
中学1年の時、我が家にステレオがやって来た。父親が買ってくれたものである。それを聴いてその音響の凄さ、素晴らしさにびっくりして素直に感動した。そしてそのステレオのとりこになった。
姉が初めてドーナツ盤を買ってきた。洋楽でカナダのバンド、マッシュマッカーンの「霧の中の二人」である。原題は「As T...【続きを読む】
句会より合評会の方が楽しいぞ!
川柳研究会「鬼怒の芽」のことは、今年1月7日のブログ(川柳研究会「鬼怒の芽」 | 三上博史ブログ (shinyokan.jp))で書いたが、今年から3名の新会員が入ってさらに活気が出てきた。それまではあまり活気がなかったのか、などと言われればそんなことはないのだが、会の雰囲気、進行がいくらか引き締...【続きを読む】
「ただいまぁ!」
小学校6年生の頃は反抗期だったが、母親の仕事のことでさらに嫌な思いが重なった。
昭和40年代前半の頃だが、当時の家庭というのは、農家やお店で商売などをやっている自営業は別だが、父親がサラリーマンの家では、大概の母親は家で内職仕事をしていた。我が家も勿論それに該当していた。
学校から家に帰って「...【続きを読む】
川柳の三上博史
過日、NHK総合の「日本人のおなまえ」を何気に観ていたら、有名人と同姓同名の一般人を紹介する企画で、実際に何人ものそういう方が紹介されていた。「高倉健」「石原裕次郎」「岸恵子」「杉田玄白」などと全く同じ名前の人達が登場し、同じということで経験したいろいろな場面(人生において損したこと得したこと)を...【続きを読む】
若気の至りとどう向き合うべきか
若い頃から胸の中でもやもやしていることが一つあった。
「若気の至り」という言葉があるが、誰でも若い時には、物事を冷静に考えて行動することができず、独り善がりで猪突猛進したり、欲求不満の捌け口としてやんちゃなことをやったりした経験があることだろう。勿論私もその例外ではない。
若い頃の無茶苦茶な...【続きを読む】
そんなバナナ
去年の冬頃から、少し体力が落ちてきたなと実感するようになった。高齢者になるというのはこういうことなのだと改めて考え込んでしまう時もあった。
朝起きて、洗濯物があると洗濯機に放り込み、水はお風呂の残り湯を使っている。以前は小さなポンプを使って汲み上げていたのだが、運動方々ポリバケツで汲んで入れるよ...【続きを読む】
遠足と社会科見学の思い出
昭和時代の話しであるが、私の卒業した小学校には、春に遠足、秋に社会科見学という行事があった。遠足の方は、交通事情が次第に悪くなっていってこういうことをやる学校などなくなったのではないか。多分、私の母校も止めていると思う。
それはさておき当時の遠足は学校の校庭を学年単位で出発し、クラス単位でとにか...【続きを読む】
電球の部屋の陰影
昔の部屋の照明は大方電球だった。正確に言えばフィラメントの入った白熱電球である。その後、電力消費量が少ない蛍光灯が普及してそれが一般的になり、現在はLED照明の時代になろうとしている。
谷崎潤一郎の随筆に「陰翳礼讃」というのがある。陰翳から日本文化の奥ゆかしさを論じたものだが、これを読んで電球が...【続きを読む】
セブンティウイザン
今年の4月、NHK総合の毎週金曜の夜に放映されている「ドラマ10」シリーズの番組「70才、初めて産みますセブンティウイザン。」(原作は漫画/全3話)を観た。いつもこの時間帯のドラマは大体観ているので習慣にもなっていた。
竹下景子と小日向文世が扮する70才を超えた高齢者夫婦に子供が生まれるという話...【続きを読む】
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