雨の日のシャボン玉
空気の中に水があふれて 傘の中にも雨降る日には 夜から朝もお昼過ぎまで お部屋の中で空を見上げて ささやかな夢と自由のことを 思ったり願ったり祈ったり
虹色のはず丸いはず 長い静かな息を...【続きを読む】
もっと自由に
ドライブは最高に好きなものの一つ晴れでも雨でも曇りでも朝でも昼でも夜中でも眠くても空腹でも頭痛でも海でも山でも平地でも知っていても知らない道でも
もっと遠くへずっと遠くまでたとえ運転はできなくても走る喜びは知っているつもりよその車を追い越していくスピードカーブを抜けていく時の横G回転を合わせる時のエ...【続きを読む】
畑のグルメ
待ちに待った日の朝のお天気はみんなの心がけに答えてくれました
茗荷の林にも静かな夜明け
小さな二人を待っていた桃太郎は期待が膨らみすぎです
みんなの思いは土の中で大きくなったのか本当に魔法は効いたのか
約束の時間まではもう少しです
始まってしまえば無我夢中
汗と土とじゃ...【続きを読む】
助けて金魚
私は怪傑恵頭巾夏は涼しいストローハット優しい色のスカーフは正体隠す正義のしるし
さて今回の活躍はいつものホームセンターの小赤という名の娘たちを十人まとめて救い出す尊い使命の遂行でありました
身も心も30円とは売る方も買う方も人でなしどんな運命が待つのかと想像するよりずっと素早く
一度は小さな袋の...【続きを読む】
恋に落ちて
とめいとぉ~
そんな風に教えましょ
青いのはもう少しでお隣と同じ赤になって
小さなお口であ~んと食べましょ
そこで一句
青々と でも本当はまっミドリ めぐみ
それから これは
お花見じゃないことも
ちゃんと諭してあげられるかしら
いくつあるのか数え...【続きを読む】
交換修理
お出かけすれば可笑しなものに
出会って笑って考えた
誰がタイヤの三つ編み模様
着いたところに素敵なものが
心込められた作品たち
比翼連理と書いてある
らしい
帰ってみればこの頃ふつうの
この場所このなり身のこなし
すっかりまるで蒲鉾のよう
そんな私に真っ新な
壊れてしまっ...【続きを読む】
思い出には雨
雨を待つ身と笑うがいい
ずぶ濡れの写真は一枚もない代わりに
思い出は相合傘がいつでも左の肩を濡らすように
心の片側に深く沁み込んでいる
水溜りが泥を跳ね
髪も服も靴も干していない洗濯物だったとしても
ココロは色や音や光の波を増幅するから
そんな日はいつだって気分は空を見上げている
&n...【続きを読む】
囚われ人
迷子になっているのでもないのに私の傍には私しかいない
主観から独立して捉えようとする意識も薄れてゆく
すべてが次から次へと動き変じて過ぎていくのを
まるで鳥や魚の眼で見るようにして眺めている
独りっきりなのに混乱状態に陥るような不安感は無く
寒いも暑いも感じようとしないし認識もしない...【続きを読む】
ある愛の詩
それは、私の好きなドライブの延長ではなかなかに到達は困難と思われるほどの遠方から届けられました。盛夏を彩る食べ物の中にあって、子供から大人まである種の魅力(きっとそれは楽しさ!)を感じるとすれば、それは西瓜とも違うしもちろん秋近くになってからの果物とも違うものでしょう。朝取りの、それも畑が近いの...【続きを読む】
守ってあげたい
日除けの傘にストローハット今の季節のお出かけの強い日差しが大好き大敵せめて日陰を選んで歩くおでこもほっぺも守ってあげたい
背中のロゴはTUKUBA ROBOTSランチはドーナツ迷っているの穴まで食べて大きくなったの遠い異国で活躍のバスケットマンを守ってあげたい
お家に帰ると枝垂れの桃のお花...【続きを読む】
煮ても焼いても蒸してもつぶしても
ジャングルみたいな森の中から
背伸びしてみて分かったことは
まだまだ花が咲いたばかりの
誰かを待ってるジャガイモ畑
花は余計と切り取ることは
自分が冷たい人に思えて
少しお芋が小さくたって
実を結ぶまで待ってます
植えたあの日のみんなの願い
小さな種にかけ...【続きを読む】
木陰には風
朝からお庭の草取りしたら
緑がみんなかわいくて
私に水遣り冷たい麦茶
テニスコートと同んなじ汗が
光る額はあの日のようで
ゴム手袋は外します
心の中に一杯なのは
あなたの事なのお昼の事なの
何にするおなか一杯ダイエット
きゅうりとトマトうす焼...【続きを読む】
存在証明
梅の実ひとつの重さがあれば
地球と引き合うことさえできると
コンプリートな形を目指し
真ん中あたりの色を選んで
生きてることを誇ります
ここに生まれたミラクルに
遠い時間と巡り合わせと...【続きを読む】
君の行く道は
オレンジ色のカッコイイやつ
コンバースってバスケのシューズ
速く走って急に止まって
いつか高くにジャンプするには
ギュッとおひざに力をためて
ガマンしてから跳ぶのです
一年前に歩き始めて
ゆっくりとした一歩ずつでも
一人でこうして背筋を伸ばして
賢いからこそ用心深く
しっかり前を見て歩いてる...【続きを読む】
女のためいき
大きめのため息をひとつ春菊ちゃんに聞こえるようにね
そんな私は気が付いたらこんなところにいました
連れてきてくれたのは彼ではありません竜宮城ではありませんから
ウッドチップを敷き詰めたお庭を通って
森の中でもらったものは 木漏れ日の花束でした
渡された番号札の数字には意味はありません
...【続きを読む】
箱入り娘
もちろん今日はあなたたちのためにあるのですから
鳥よけネットの彼女たちや
一日に何度も見に行くふたりよりも
悩み抜いて決めた外国製のポットに考えつく限りの土作りをしてしっかり時間をかけたのだから夜はお家の中で満開になるまでおしとやかに過ごすのですよ
親にしてみれば世界のナ...【続きを読む】
色とりどりの
時はいつも急ぎ足でお寝坊の私を置いてきぼりにするつもり
それでも朝露の消える前には野草たちの森の中までたどり着きます
そして早い朝の新発見は目覚まし代わりの頭の体操
不思議と不思議なものに目がいきますね
あらあらこんなにたくさんの花びらこれでは親指姫が出られません
もちろんあなたたちの...【続きを読む】
ももぐみとめぐみ
ちょっと前から、この季節にしては冷たい雨の中にボク達はいる。苛められているのではない。乾いた喉にナチュラルな補給というおもてなしだ。
「私と一緒にあの車でお家に帰りたい?」
優しい気持ちはたっぷりと伝わってきた。ボク達が言葉を持たないということは有り難いことだ。心と心は誰と誰でもいつもまっすぐそ...【続きを読む】
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