川柳と進化論
ダーウィンの唱えた進化論は恐ろしくラディカルな思想でもある。これの正しさが広まればキリスト教の考え方は根本的に覆ってしまう。そんなことを学生時代に科学史の本で読んだ。
すべての生き物は自然淘汰によって進化してきた、神様が関与するところは全くなかったというのだから、神による天地創造を素直に信じてい...【続きを読む】
哲学的にものを考えるということ
大学では一応西洋哲学を学んだが、学生時代に乱読した本の影響がその後の人生に大きく関わっていることは今も感じている。
40歳を過ぎてからだったと思うが、自然と対峙して思考する西洋思想というものは、西洋(欧米)という極めてローカルな地域のものの考え方で東洋思想やインド哲学ではそのような形をとらないこ...【続きを読む】
俳句は風流で様になり、川柳は…
36歳で川柳と出合い、すぐにこれを生涯の友と決めたが、周囲が川柳と俳句を勘違いして残念に思うことが何度もあった。
かつては複数の新聞の文芸欄柳壇によく投句していた。地方団体なとが開催する文芸祭やコンクールで入選することもしばしばあった。そうすると私の名前が紙面に載る。それを職場の同僚や近所の人が...【続きを読む】
サザエさん症候群
日曜の夜、この症状に襲われる人は案外いるのではないか。休日の楽しみがいよいよ終わって、明日の月曜から週末まで再び仕事が始まると思うと些か憂鬱な気分になる、その気持ちの落ち込み方について、夜6時30分から始まるテレビ番組の「サザエさん」を観ながら気づくのである。英語にもブルーマンデーというのがある。...【続きを読む】
川柳と衣食住
いきなりカミングアウトすると、私は衣食住にあまり興味がない。だいぶ前からそう思うようになっていたのだが、なかなか人には言えなかった。何故なら、そんなことを言い出したら、みんながいろいろな話題で盛り上がっている時に、一人興醒めさせるようなことになりかねないからである。しかし60歳も過ぎると、そのこと...【続きを読む】
散歩と川柳
40代半ばの頃、人間ドックで尿酸値がやや高いと指摘された。それ以来、夕食後に自宅付近を散歩するようになった。60歳で定年退職してからは、昼間の午後にも近くの公園や川堤を歩くようにしている。
散歩の効用は、足の裏から来る感触が心地よく、それが作句にプラスの作用をしてくれることである。歩くことでうま...【続きを読む】
「読む会」について
宇都宮市で、毎月第一日曜日の午後3時から5時まで「読む会」というのをやっている。ローカルな話しになって恐縮であるが、オリオン通りから少しはずれた「喫茶ろまん亭」(江野町11-8)という昭和レトロな喫茶店が会場である。
参加者は4、5名から多くて7、8名程度。最近減少傾向なのが少し淋しい。各自が詩...【続きを読む】
♪神田川
かぐや姫の「神田川」が流行ったのは、昭和48年、私が高校2年生の頃だった。今でも大好きで、YouTubeなどでたまに聴いたりしている。喜多條忠作詞、南こうせつ作曲である。
この歌の歌詞にも、ヒットしていた当時馴染めないところがあった。「二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに ...【続きを読む】
♪こんにちは赤ちゃん
今年の2月3日、歌手の梓みちよさんが亡くなった。梓さんと言えば「こんにちは赤ちゃん」のヒットが有名である。昭和38年、私が小学1年生の頃だった。永六輔の作詞、中村八大の作曲であるが、当時、子供心にこの歌の歌詞に違和感を感じていた。
赤ちゃんを産むことは大変なことである。相当の痛みを伴う。小学生で...【続きを読む】
小学生の頃
昭和30年代から40年代にかけての私の小学時代の話しを一つしたい。
毎週月曜に行われる朝礼の時、校長先生のお話しで、よく「めいめい」という言葉が出て来た。例えば「夏休みには、めいめいが健康に気をつけて楽しく過ごしてください」などと全児童を前にして話す訳である。低学年の頃は「めいめい」イコール山羊...【続きを読む】
川柳と図書館
昨年末、地元の公共図書館に出向いて、拙著もその中に加わっている「川柳作家ベストセレクション」シリーズ数十冊と、新たに発行したばかりの拙著「川柳の神様Ⅰ」一冊を寄贈した。ベストセレクションの方は、拙著を川柳仲間に贈呈したお返しとして自著を送ってきたもので、いわば物々交換。一通り読んだ後、我が家で保管...【続きを読む】
へそ曲がりな写真
4月1日のブログ開始で、私がへそ曲がりな性格であることをいきなりカミングアウトしてしまったが、その証拠写真を2枚お見せする。なお、これらは私のFacebookの3月25日付けの投稿に載せたものである。
さて何故そうなのかと言うと、いつも平日の午後は近くの川堤を散歩するのだが、その日はちょうど桜が...【続きを読む】
川柳と向き合うにあたっての男と女の違い
2日前に、「川柳しもつけ」に2年間連載していた「新人教室」欄をまとめ、このたび「添削から学ぶ川柳上達法」として上梓することになった話しを紹介したが、実は、この新人教室は今年1月から「実践教室」として模様替えとなっている。所属会員の減少により投句数が少なくなり、間口を広げて経験年数を問わず所属する同...【続きを読む】
近刊「添削から学ぶ川柳上達法」について
私が所属する下野川柳会の発行柳誌「川柳しもつけ」(月刊)に、会員からの投句作品を添削指導する「新人教室」欄があり、かなり長く続いていた。平成30年1月から令和元年12月までの最後の2年間は私が講師として担当した。
この新人教室の連載を改稿し、「添削から学ぶ川柳上達法」として新葉館出版から今年上梓...【続きを読む】
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