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2022年2月4日
♥
182
春の立つ日
豆まきをしたら冬が終わると おばあちゃんから聞きました 今日からは春なんだと信じているのは おばあちゃまになったからではありません 冬がいちばん好きかもしれないと言ったばかりですから 春だ春だ待ってましたと両手放しで喜ぶのは如何なものか ...
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2022年1月29日
♥
160
いちばん好きかもしれない
花が終わった山茶花 凍り付く法蓮草 小さく切られた薔薇 今 庭には冬がいる 待ち遠しい季節の一歩手前で しばらく立ち止まることにしよう 冬の庭はいいねと口にしながら 少しずつ丹念な草取りに専心しよう 元気のない椿に可哀想なくらいの花が咲...
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2022年1月23日
♥
185
寒中模索
寒いけれど欠かさないお散歩 冷たいくらいなら季節を楽しむけれど 痛いほどの西風には家を出る勇気が湧かない 雲が太陽の愛を遮れば 言い訳もなしにデスクワーク 心頭滅却ではなくストーブ全開の大技 川柳の選のお仕事があって 〆切なんかには追われ...
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2022年1月17日
♥
182
そうだ◯◯へ行こう
小さな看板と地図の通りに角を入れば 関東の小京都とも言われている町には 京都もこんな風だろうと思われる冬の日差し ゆるい筑波颪がここはここと頬を撫でて行きました もうずいぶんと昔のことですが 冬の京都に行こうと言ったきりの約束が まだ果た...
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2022年1月11日
♥
171
雪は降って
雪が降るからお出かけは無し オイルチェンジも済んでいないし 汚れてしまう上に危険がいっぱい なのにスイッチ入れて何をしているの 積もりそうな気配に 何かしなければと考えてはみても 思い浮かぶのは家事のことばかり 乙女チックになれないのが...
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2022年1月5日
♥
197
七草粥が待ち遠しい
あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします 去年のうちに初詣を済ませたり おせち用の器のために窯元までのお出かけもあり 何日も何軒も探すのを楽しんだお年玉プレゼント みんなみんなお正月のためでした 気がついてみれば三...
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2021年12月30日
♥
183
そんなわけで
毎年のことだとは言っても 鬼が笑うとは言っても もう何やかやと 今日明日今年来年です ちょっと臍曲がりですから 何でもないうちに 何でもかんでものお願いしてきました つむじも曲がっているので裏口からです もちろん「〇〇よりだんご」ですか...
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2021年12月24日
♥
197
めぐみのメリークリスマス
冬至が過ぎてもすぐに日が伸びる訳ではありませんが 寒い時には寒い時のお楽しみが待っています まずは我が家へのクリスマスプレゼント そうそうみなさんクリスマスおめでとう ちっちゃなサンタさんの向こうの方に お目当てのお店やさんがあるのです...
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2021年12月18日
♥
179
ひとりぼっちで
月曜日に電話をかけたら 火曜日に来てくださいと 急いでいるのにつれない返事 正直ホッとしてしまったのは歯医者さんだから 被せたところが取れただけだから 痛くはないけれど口の中が思いもよらぬ新世界 食べるたびに舌で探ってしまう...
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2021年12月12日
♥
179
おじいさんとおばあさんは
天気予報を入念にチェックして 雨の上がる日を選ぶことにして 二人はいそいそとじじばばを身にまとい 山でも川でもないところへ出かけていくのでした 年相応のそれなりのありがちなファッションが 最近よく身についてきたなあと感心しながら なけなし...
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2021年12月6日
♥
153
タイムマシンにお願い
この世にタイムマシンがあることは未来永劫秘密にしないといけません 誰かが勝手に過去に戻って何かを少しでも変えてしまうとさあ大変 今が違ってしまいます未来が変わってしまいます するとタイムマシンが生まれてこないかもしれないんです 今日はこ...
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2021年11月30日
♥
169
いきづくもの
きのうはあの人たちのことを考えていた きょうは自分のことばかり あしたは誰のことが心をよぎるのだろう みんなしあわせかしらと朝の空気に問いかけている 長い間続けてきた暮らし方が変わってから 二度目の秋が美しく過ぎていく こんなに紅い庭に改...
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2021年11月24日
♥
166
エントロピーの増大
少し儚い感じの薄手のガラスが姿のすべてで 唇を近づけると柔らかさに簡単...
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2021年11月18日
♥
179
今は昔
運転がしたくてしたくて子どもみたいな人に 無理を言って今日はロングドライブはお預けです ハウスキーピングの大切な用事があるからで 行きたくないとか腰痛とか燃料高騰が理由ではありません 結婚前のドライブを思い出しながらのお出かけは まるで...
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2021年11月12日
♥
167
こんなもの見つけました
秋ですから こんな色のハートもありです 庭の隅もしかしたらアレかもしれないです これはあれです 通るたびに古葉を取って 気にかけてあげたお礼のニコニコ満開 ゴールまで作って 公園を占拠しているのは誰 サッカー禁止って日本語だけで書いて...
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2021年11月6日
♥
179
かちぶちでんぶ
これはまだ 袋入りなんかなくて どこのお宅にも硬い鰹節と 引き出し付きの削り機のあった頃のお話です 炊きたての朝ごはん用に アルマイトのお弁当箱の海苔の上に 蓋につかないようにもっと美味しくなるようにと 誰が最初に考えたのかも知らずに醤油と...
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2021年10月31日
♥
190
勉学の秋
色づいたから秋なのですか 秋だから色づくのですか 一日の真ん中あたりなのに私より影の方が背が高い やわらかな木漏れ日にも淡く色が混じっている まだ幼い花桃だって 教えてもらわないで何も学ばないで 初めから季節のことはわかっている 教...
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2021年10月25日
♥
184
ある雨の日のこと
洗ったばかりのオープンカーは屋根の下 きっとどこへも行かないなにサプライズ 幌屋根に降りかかる雨音を聞くために走ると 行き先は任せてくれとまたミステリー いつもの洞峰公園で車を降りれば当然傘 コスモスじゃなくてもっと向こう 相合傘ならよか...
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2021年10月19日
♥
178
いそがなくちゃ
海苔巻きもおいなりさんも作らないけど 合図の花火も場所取りも必要ないけど 次男坊の幼稚園最後となれば 間に合うように急がなくち...
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2021年10月13日
♥
195
お昼頃から雨
大げさな天気予報はあまり当てにしませんが 空を見ながら庭の隅と畑の隅の作業が今日のお仕事です 大根の葉のはらぺこあおむしと割り箸での攻防 元気のなくなった茄子の将来について ちなみに昨日は道の駅でした 何ヶ月も前から新規オープンを楽しみにし...
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profile
岡本 恵
(おかもと・めぐみ)。横浜生まれ。茨城県在住。無所属。 1995年、本誌の前身「オール川柳」に出合い投句開始、数々の誌上句・大会、マスコミ柳壇で活躍中。第8回川柳マガジン文学賞大賞受賞。...
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ブログ作家の本
太秦三猿
令和川柳選書 See You !
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1168-8
鈴木順子
目覚まし時計
定価:(本体
¥
1,000
+税)
四六判ソフトカバー・162頁
ISBN978-4-86044-615-4
新家完司
良い川柳から学ぶ 秀句の条件
定価:(本体
¥
1,700
+税)
A5判ソフトカバー・288頁
ISBN978-4-8237-1084-1
木立時雨
宮城発!お魚川柳
定価:(本体
¥
1,400
+税)
四六判ソフトカバー・136頁
ISBN978-4-86044-616-1
たむらあきこ
令和川柳選書 よけいにさみしくなる
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1171-8
渡辺柳山
令和川柳選書 憩いのひととき
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1245-6
野村賢悟
令和川柳選書 第三句集
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1147-3
新家完司
令和五年
定価:(本体
¥
1,000
+税)
A5判・ソフトカバー・138頁
ISBN978-4-8237-1091-9
川柳マガジン編集部
川柳杯投句権(2句分)
定価:(本体
¥
454
+税)
植竹団扇
令和川柳選書 壽と書くオムライス
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1130-5
最近のコメント
おはようございます 昨日ポプラ社さん
AKKさん、こんばんは。 名画の解説
めぐみさんが主人公の小説のプロロー
やさしいやさしいめぐみさん、ありがと
いい人生をがんばって生きているこのみ
追伸 とある文芸誌に、父の奥さんに間
おはようございます 薔薇の写真が見事
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2015年12月3日
何日たっても胸がいっぱい...
2018年4月14日
まぼろしの10マイルレース...
2020年3月4日
その翌日の...
2024年7月23日
暑中雑念...
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