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必要以上に温度の高い時間の間をぬって歩きます
素人の思いに反して稲刈りの気配はまだありません
空だけが風は立たずとも模様替えの準備をしているようです
必携のお茶が口から汗腺へシャツへと直行します

木陰の風船葛が小さく揺れます
来月の予定のことや昨日届いたハガキのこと
目の前のことに気持ちを向けて足元に集中です
私にはまだ結実の種子など一粒もありません

酔いもしなければ噛み締めたりもしない
ここにあるものを捕まえたりしないように注意して
ここにあるように自分をそっとここに置いてみるだけ
安心安堵穏やかやさしさは暑いよりずっと

癒やし慰め幸うものへの礼を尽くして
これからの運命を特に祈ったりもせずに
静かに秋の立つ日への憧れの中にいて
今が良ければいいという不思議な気分

 

今日だけはレベルの高い刹那主義   めぐみ

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