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子どもたちが小さいころは
いつでも 見つめ合うように
抱きしめるようにして暮らしていました
学校に通うころになると
背中を見ることはふえましたが
それでも 何度も振り返ってくれました

大人に近くなってからは
うしろ姿ばかりを見ているような印象です
家から出かけてゆく時 駅で別れる時・・・
もちろん だんだんと
振り返ったりすることのできない状況へと
気がつかないうちに進んでいるのでしょう

今度こちらを向いてくれるのはいつのことでしょう
私の歳がもっと大きくなった時でしょうか

我が身を振り返ると 
もちろん子どもたちを責めたりはできません
父と母の前で 私もきっとそうでした
もっと向き合ってたくさん話をすればよかった
そうできる時間は いくらでもあったはずなのに

冷たい窓の外で 大きな背中の派手な洋服を着た人が
ずっとだまって海を見ていました

本当のことが背中に書いてある   めぐみ

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 うしろ姿”にコメントをどうぞ

  1. 山のあなた on 2012年1月9日 at 10:56 AM :

     なんとなく大人になって
     気がついたら我が子がいた
     そしていま 孫がいる

     子育てもままならなかったあの頃
     子の目線になれたのはどれほどあったか
     いま孫を見て 胸が痛む

     孫の親には何も言うまい
     彼は彼なりに立派に子を持った
     人としてもこれからやっていくでしょう

     孫は無条件に可愛いい
     子にしてやれなかったことを
     子に望むことの不条理

     過去の反省と
     現在と将来の不安ばかり
     私はまだ大人になっていない

     老人会は今日もよそ行きの顔ばかりが出席する

      平凡を幸と感ずるのは何時か   あなた

    • めぐみ on 2012年1月9日 at 4:44 PM :

      胸に迫るものがありますね
      何度も読み返していました
      山のあなたさま すてきな詩をありがとうございます

      いつまでも大人になりきれていない私には
      今を生きたいとは言っても 本当は不安ばかりです
      当たり前の毎日を 心から幸せ と思えるようになりたいですね
      よそ行きの顔ばかりの集い・・・とてもよく分かります

  2. 由美 on 2012年1月9日 at 11:14 AM :

    めぐみさんの息子さんは確かオール川柳時代のジュニアで活躍されていたのでは。私の息子と歳が近いせいもあり、感心していました。

    子離れとはまた違う、どこか子供に対する所在ない不安を感じること、私もあります。子育て時期は体力勝負でしたが、大きくなると精神的な向き合い方をしたい、でもさせてくれない。

    子を持って初めて知る親の恩。因果はずっと巡ってゆくのですね。

    • めぐみ on 2012年1月9日 at 4:47 PM :

      ジュニア川柳に参加していたのは 
      もうずいぶん前のことのような気がします
      覚えていてくださったのですね
      今は川柳よりもコンピューターを操るのに夢中です

      子どもたちとは そろそろ大人として いいお付き合いをする
      そんな時期なのだろうと思います
      頭では分かっているのですが初めてのことなのでムズカシイですね

  3. 川柳ファン on 2012年1月9日 at 12:44 PM :

    親の背中を見て子は育つと言われてます
    でも一所懸命背中をみせているのにちっとも子はみてくれません
    それとも親子の対話がないだけで、子はそっと上目遣いに私の背中をみているのでしょうか
    たいした背中ではありませんが、家族を養うためにたくさんの重荷を担いできた背中です
    でも愚痴るのはもうおしまい
    思い切り背伸びをして余生を自分のために使っていきます

    • めぐみ on 2012年1月9日 at 4:48 PM :

      だいじょうぶ ちゃんと見ていてくれていますよ
      これからは重荷はずいぶんと軽くなる はず
      それに ここまでまっすぐに育ってくれた
      それだけで十分なのかもしれないですよね

      自分の時間がとれたら とれなければ少し無理をしてでも
      好きなことに使いましょう
      子どもには親の笑顔が何より と思います

  4. このみ on 2012年1月9日 at 3:01 PM :

    まず、こんな私が世界一の今の旦那様と結婚をすることが出来3人の子どもに恵まれたこと。それだけでもう私は運を使い果たしたといっていいでしょう。神様から最高の運をいただきました。

    初めての子どもを授かったとき、世界中にこんなすごいことがあるのかと目からウロコが百個ほど落ちました。
    楽しい楽しい子育て時代。
    今は二人が社会人となり末っ子が大学生。末っ子が無事社会人になれたらもう私たちの仕事はとりあえず終わりだと思っています。
    子どもたちがそれぞれに自立してくれること。それ以上に私の望みはありません。

    注・大げさな言葉をたくさん使いましたことお詫びいたします。

    • めぐみ on 2012年1月9日 at 4:49 PM :

      お幸せを少し分けていただいたような気持ちで
      心も身体もあたたかくなりました
      ありがとうございます
      だんなさまや子どものことを自慢できるって いいな
      これからもたくさんの良い運がこのみさんに届きますように

      子どもたちが大人として自立してくれること
      それが親の仕事の目標なのですよね

  5. AKK on 2012年1月9日 at 8:14 PM :

    「 海なんか見ていないさ。誰だって遠くの方を見ている時って、一番近い自分のことを考えているもんだよ。」
    彼は赤い髪と恥ずかしい服のまま、大勢の前に出ることはもう嫌なのでした。
    「 もう少し時間が経ったら、とり肉屋のおじいさんになるんだ。」
    白いスーツに白いひげは素敵だと、いつも考えるようになっていたのです。
    「 鼻だって赤いんだぜ。」
    こんなはずじゃない、こんな人生のはずは無いと思えば思うほど、黒縁の眼鏡をかけステッキを持ってスマートに、やさしそうに立つ人の姿に自分を重ねてみるのでした。

    店の中で一番下の子がストローから口を離すと、
    「 あのね、おかあさん。あのひと、とってもやさしいんだよ。」と
    窓越しなのに聞こえたら困るといった風に、でもしっかりと話しました。
    「 ぼくたちにふうせんくれるとき、せなかまあるくしてちっちゃくなるんだ。」
    「 そうね、その背中におおきく『エム』って書いてあるのお母さんも見たわ。」
    「 うん。」
    うれしそうに、一番下の子の口はまたストローに向かってのびていきました。

    思い詰めた彼には、自分の眼に見える自分と、眼に映る自分以外のもの達しか見えてはいなかったのです。子どもたちが後ろから見ている彼を、決して彼は見ることが出来ないばかりに、自分のやさしさやたくましさに少しも気づいてはいないのでした。運命を呪いたくなるほど疲れていたのです。

    「 アルバイトじゃないんだぞ。」
    店長の声がすると、彼は笑った顔のメイクのままで、また哀しく立ち上がりました。       続く

    • めぐみ on 2012年1月10日 at 6:12 AM :

      そうしてエムは哀しそうな笑顔をはりつけたまま
      楽しそうな仕草で風船を配る仕事を始めたのでした
      こんなはずじゃあないのに という思いは
      どうやったところで彼の心からは消すことがかないません
      そんなある日 あこがれの とり肉屋のおじいさんが
      いつも一緒の おしゃれなステッキと共に
      彼の目の前にすっくりと立っていました
      エムよ 君の背中がうしろ姿がどれだけやさしいかたくましいのか
      気づいてはおらんのじゃろう 自分では見ることができないからのぉ
      本当が見える小さな子どもの目にはちゃんと届いておるのじゃよ
      何も心配はいらん
      エムの派手なメイクの頬に一筋の光るものがありました

                                  続く   

  6. 二宮茂男 on 2012年1月10日 at 6:06 AM :

    めぐみさん
    おはようございます。本当のことが背中に書いてある。いいですね。お母さんと子どもさん方。父親は、少し寂し気です。寒くなりました。お元気で。

    • めぐみ on 2012年1月10日 at 6:22 AM :

      寒中お見舞い申し上げます 寒い朝ですね

      父親になったことがないのでよく分かりませんが 男親って
      家庭のあれこれすべてを包んでくれる存在のような気がします
      一言で形容ができないほど大きくて力強いものなんでしょうね
      その大切さには 守られている最中には気がつかなくて
      ずいぶんと時間がたってから後悔の念とともに身に沁みてきます
      せめて生きている間の一期一会は大切にしたいものだと思います

  7. いそこ on 2012年1月10日 at 9:56 PM :

     結局親ってこういうものでしょうか。片想いに近い目で子どもを追いかけて、ウジウジしている。たぶん歴代の母たちもこんな風にやりきれない想いをくぐってきたのかもしれない。
     去年が娘の成人式でした。突然帰省してきて「成人の記念写真とりたい・・・」貸衣装の手配も間に合わず、私が就職して初めて自分で買った付け下げと母の帯、義母の草履とショール、義母行きつけの美容院でなんとか「馬子にも衣装」ショッピングセンターの写真屋さんで記念撮影。でも、両方のおばあちゃんは大喜びでした。こんなのも、もしかしたらあの子なりの孝行だったのかもしれません。

      笑顔見て泣きそうになるこれも母   いそこ

    • めぐみ on 2012年1月11日 at 6:27 AM :

      見つめているだけで幸せ でもちょっぴり切なくて
      親の目は 確かに片思いに近いですね

      去年の今ごろは楽しい成人式だったのですね
      ささやかなアクシデントがある方が
      思い出としては強く心に残るような気がします

      育ててきたはずの子どもたちに 今では
      救われたり助けられたりすることが多くて戸惑ってしまいます

  8. このみ on 2012年1月12日 at 1:50 PM :

    めぐみさん!

    地震はその後どうなったのでしょうか?
    昼食の時ニュースで見てはらはらしていました

    最近は「茨城」というと条件反射のようにめぐみさんのことが浮かびます。そして文海胡さん、鹿の子さん(フォト575で活躍なさっていらっしゃる方です)。。。。。

    今度来る直下型地震の分布には子どもたちの住む場所もしっかり含まれています。もちろん人事ではありません。

    今朝のテレビで(外国の火山被害)現地の方の言葉
    「自然は神様のものだから私は決して怒ったりしない」

    人間は地球にお邪魔させていただいているのに過ぎないと思っています
    地球さん、どうか守って~~~~~

    • めぐみ on 2012年1月12日 at 2:06 PM :

      このみさん お心遣いをありがとうございます
      緊急地震速報のチャイムは 何度聞いても落ち着きませんね
      この辺りは ただ揺れただけですみました
      という言い方も変なものですが・・・
      もっと震源に近いところにお住まいの人には
      寒い時期に心配なことだろうと気がかりです
      早く落ち着いた毎日を過ごせるようになってほしいものですね

  9. LOVE on 2012年1月13日 at 1:14 AM :

    子どもが生まれたら、こんな気持ちになるんですんね

    なにも知らない赤ちゃんは、おかあさんとおとうさんに
    抱っこされることが何よりの安心なのでしょうね

    私は
    自分が大きくなるにつれて
    周りからの刺激に振り回され、迷子になっていたような気がします

    でもやっと何となく迷路からぬけだして
    ふっと気持ちが軽くなったとき
    おとうさんとおかあさんの背中がよく見えるようになりました

    抱っこされたいけど、おとうさんもおかあさんも
    だんだん小さくなってるし・・・笑

    • めぐみ on 2012年1月13日 at 6:10 AM :

      LOVE さんの 迷路からぬけだして という心持ちに
      エールを贈ります
      人生のとても良いステップにいらっしゃるのでしょうね
      お父さんとお母さんと しばらくの間は同じ方向を向いて
      並んで歩くのもいいのではないでしょうか
      同じ車に乗って同じ風景を見て同じ所に向かう そんな風に

      幾つになっても迷い子状態の私には
      あまり大きなことは言えませんが・・・

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