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夏の日射しに思い出すシーンは

鎌倉八幡宮の蓮池

 

蓮の花が咲く時には音がするらしい

祖母といっしょに 確かめに出かけました

横須賀線の始発列車に乗ります

 

同好の士が集まり始めて 花が咲き始めて

・・・でも 耳をすませても 蝉しぐればかり

心の澄んだ人にしか聞こえないのかなと 思ったものでした

 

はるばるとシルクロードを渡ってきた蓮の花

古事記 万葉集 源氏物語 枕草子 古今和歌集 にも

しっかり顔を見せてくれています

花びらの淡い色合い つぼみのかわいらしさ

その凛とした立ち姿にも 気高さが感じられて

 

目の前の蓮の花は どれだけの時を超えてきたのかと

立ち止まってしまう私です

 

大好きなおばあちゃんと

もう一度確かめに行くことは かないませんでした

でも あの夏の一度きりの小さな旅は

ますます色鮮やかになっていくのです

 

切り取った時間が色を増していく   めぐみ

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  1. AKK on 2011年7月20日 at 6:45 PM :

    おばあちゃんとの思い出は宝物ですね
    そんな素敵なシーン、二人の澄んだ心にはきっと
    「ぽん」
    と聞こえていたはず
    そのころは耳で聞こうとしていたんでしょ?

    • 岡本 恵 on 2011年7月21日 at 6:08 AM :

      AKKさんのおっしゃるとおり
      たしかに 音を耳だけで聞こうとしていました・・・!
      今なら 目や心で 
      音のにおいや空気まで感じられるでしょうか
      そのころよりはずいぶんと 大人になったような気はするのですが

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