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鏡に向かいながらこう考えた

漱石さんではないけれど

鏡の中の私は 

右手が左で 左手が右 右へ進めば左に行く それでも上は上 下は下

見れば見るほど頭の中は大混乱の様相

鏡の国はパラレルワールド

あのマジシャンならば ガラスを通り抜けて簡単に入り込めるでしょう

そうすれば 映るものだけがすべてじゃないって分かります

何もかもが全部ホントにさかさまなら 

誰かが姿を映した時には その人の心の中が見える 

悩みを多く抱えた人ほど 幸せはいっぱい

もしかしたら 会えるはずのない人にも会えたりするのでしょうか

伝えたいことも聞いてみたいこともたくさんあるのです

大きな姿見では全部は見えなかった自分が 

小さな手鏡になぐさめられたりすることもありますね

今日も人の世で せめて鏡でも磨きましょうか

緑陰やアリスになっている時間   めぐみ



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 鏡の国のアリス”にコメントをどうぞ

  1. 川柳ファン on 2011年10月1日 at 5:38 PM :

    いやいや本当に不思議ですよね
    自分の目で直接に見た世界と、鏡を通して見た世界とが違うんですから
    アタシが見ている世と、アナタが見ている世とは実はホントは違ってたりして
    それでもふたりとも同じものだと勘違いして、対話が成立しているのかしら
    なんだか今日は眠れそうもなさそう

    • めぐみ on 2011年10月2日 at 9:28 AM :

      川柳ファンさん おはようございます
      きのうはよく眠れましたか?
      この世には お互いの思い込みによって成り立つ幸せな関係
      なんていうものもありそうで
      みんな違ってみんないい by みすず ですよね

  2. LOVE on 2011年10月2日 at 1:54 AM :

    鏡によく映ろうと努力しても
    その姿に満足しても しなくても

    その姿は鏡ごしの自分

    本物の自分は 誰かに見てもらうだけ
    自分なのに 一生 自分には見えません

    鏡は私を安心させるために 必要以上のことは
    映していないのかも

    ほんものの自分を見ていてくれる人に囲まれて
    今日も安心して 過ごそうと思います

    • めぐみ on 2011年10月2日 at 10:04 AM :

      自分なのに 一生 自分には見えません

      という LOVE さんの言葉に立ち止まりました
      見えないものを無理に見ようとするからもどかしいのですね

      白雪姫の魔法の鏡は本当の姿を映し出していましたが
      本当に存在していたら コワイ と思います

      ほんものの自分を見つけて大切に育ててくれる人
      そんな人に出会えたら それ以上の幸せはないですね

  3. このみ on 2011年10月2日 at 7:51 AM :

    おはようございます

    私は一日ほとんど鏡を見ることがありません
    化粧もしないし日々ブサイクになっていく自分に会いたくないし

    でも鏡ってなんか律儀
    わが家の洗面所の鏡は何処の鏡より私を可愛く映してくれます
    そのつもりで駅のトイレなんかでチラッと見たときその落差にボーーーゼン!!!となることが多々。やっぱり毎日見てるからわが家の鏡は私に同情的なんですね!

    めぐみさんは物事を深く追求できる方なので物語を書かれてもきっといいものができるんじゃないかと思います。
    言葉もわかりやすいし、写真、エッセイ、川柳、ミニ物語がコラボの本、出たら購入させていただき宝物にします♪

    にしてもめぐみさんにコメントを寄せられる皆さん、なんとなく似た者同士な感じでとても親近感をおぼえています。

    • めぐみ on 2011年10月2日 at 10:15 AM :

      思いやりがあって優しい鏡は 私の家にもあります
      正確で正しくすべてを映し出すばかりが良いこととは言えません
      と 声を大にして言いたい !?
      鏡が魔術に使われたというのも なるほどと思えますね
      あまり近づかない方が心の健康のためには良いのかしれません

      かみさまのいうとおり は 近日刊行のもよう
      わたしも心待ちにしています
      どうぞよろしくお願いします(^^)

  4. いそこ on 2011年10月3日 at 8:41 PM :

     せめて鏡を磨きましょうか。その言葉に思い出したことがあります。磨いてはっきりした自分をみたいのか、写っている自分をかきけしたいのかな。どちらも女心。白雪姫のお母さんは女のリアルな姿の一つなのでしょうね。

    • めぐみ on 2011年10月4日 at 7:02 AM :

      遊園地で鏡の部屋に入ったことがあります
      通路も天井も鏡で 子供心にもおもしろいというよりこわかった
      だって そこには自分が数えきれないほど見えていたから
      後ろにもたくさん私がいたから・・・
      たぶんどれもが仮の姿 なのでしょうね

      白雪姫のお母さんにも 今思えばそれなりの苦労があったのだろうと
      おおいに同情したくもなっています ちょっとかわいそう

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