単品大盛主義について
学生時代の曖昧な記憶で大変恐縮だが、ある文学者が何かのエッセイで、特定のある食べ物(料理)が本当に好きならば、それだけを飽きずに食べまくるのがグルメなのだというようなことを書いていて、なるほどそうかと思い、それがずうっと私の頭の隅に残っている。
和食でも洋食でも豪華な料理はいろいろなメニューが出...【続きを読む】
前略おふくろ様の桜井センリ
大学を5年間在籍し、もう少し留年したかったという思いを諦めて出席する卒業式は、少し遅刻した所為か会場に入れなかった。すでに満員だったのである。入口であぶれていたら、同じように留年していた哲学専攻の同級生が何人かそこにたむろしていた。式に出るのは無理だったけど、その後の卒業証書授与はどこかの教室でや...【続きを読む】
コロナかれ主義
雨の降っていない昼下がりは近くを散歩しているが、川沿いに地域住民の交流センターがあってそこの横をいつも通っている。入浴施設、カラオケが楽しめる部屋、囲碁・将棋ができる広間などがある。ここは低地にあるため、5年前の集中豪雨で床上浸水となり、昨年の台風でも同様の被害に遭った。
いずれも復旧するには半...【続きを読む】
丼プリンについて
前回の続きのような話しになるが、昼夜逆転の生活していると、読書にも飽きてきて真夜中に暇ができて退屈になる。当時の東京も眠らない街(赤羽に住んでいた)だったので、通りを散歩したり(怖いところもあったのでそれは用心しながら避けた)、ラーメン屋の食べ歩きなどをした。ラーメン屋は、夕方開店して営業し明け方...【続きを読む】
持山々禁止
今から40年近く前、大学の文学部に5年間在籍した。5年目は卒論だけを残していただけだったので学校へあまり通う必要はなかった。いわゆる自主留年である。家庭教師のおいしいアルバイトをやっていたので、親からの仕送りがなくてもそこそこに生活できていた。
とにかく時間だけはたっぷりあった。1日に6時間は読...【続きを読む】
世の中と桜
以前、ある雑誌に「てにをは」(助詞)の使い方について、おもしろい記事が載っていたので紹介することとしたい。
次の二句の俳句(江戸中期の俳人 大島蓼太(おおしまりょうた)の作)を読んで、詠み込まれた桜の情景の違いを感じとるという問題である。
世の中は三日見ぬ間に桜かな
世の中は三日見ぬ間の...【続きを読む】
太極拳の効用
太極拳をやり始めて3年になる。
以前は、こんな動きの鈍いもののどこがスポーツ(武術)なのかと思っていた。年寄が健康のために毎朝する運動ぐらいの認識しかなかった。
定年退職して暇になったのでまず飛びついたもの、これが太極拳である。地元の公民館でやっている集まりに何となく惹かれて入会し、週1回2時...【続きを読む】
辞書をひく
中学校から英語の授業が始まったが、英単語を調べるのに一々辞書をひくことがものすごく面倒くさいと思った。ひく前に人に訊いた方が手っ取り早い、なんでこんなものがあるのかと思っていたのである。
高校3年生になっていよいよ受験勉強が本格的に始まった時、一つの決意をした。英和辞典のみならず、国語辞典や古語...【続きを読む】
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