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 雨の降っていない昼下がりは近くを散歩しているが、川沿いに地域住民の交流センターがあってそこの横をいつも通っている。入浴施設、カラオケが楽しめる部屋、囲碁・将棋ができる広間などがある。ここは低地にあるため、5年前の集中豪雨で床上浸水となり、昨年の台風でも同様の被害に遭った。
 いずれも復旧するには半年以上の時間を要した。ところが昨今のコロナ騒ぎである。再開しても、カラオケや囲碁・将棋はやっていない(ようなのである)。高齢者のたまり場になっていたところがなくなってしまった。みんなどうしているのだろうと気になっている。
 公的な施設なので料金は相当安いだろう。常連さんもたくさんいたはずだ。大事な楽しみを奪われてしまった。マスクやフェイスシールドをしてでも歌いたい、碁や将棋を打ちたい年寄は結構いることだろう。
 東電の福島第一原発の事故で避難した高齢者のことを思い出した。避難指示が出た区域に住んでいて、避難したがらない高齢者がかなりいたことである。自分の残りの人生と避難とを天秤にかけて、それでも福島に留まりたいと思った人たちのことである。
 私も川柳の集まりなどで公的な施設を利用することがあるが、ご時世でいろいろな制約があり、役所の対応も出来れば使ってもらいたくないという下心が見え見えの場合もある。とにかく感染者(クラスター)を発生させたくないという一心で、何でもかんでも「事勿れ主義」に走っている感じがするのである。もっと地域住民に対して丁寧に扱ってもらえないか。コロナに託けた「コロナかれ主義」とでも言いたくなってくる対応にうんざりしたことがある。

 



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コロナかれ主義”にコメントをどうぞ

  1. 江畑 哲男 江畑 哲男 on 2020年10月5日 at 8:31 AM :

    (突然、お邪魔します。)
    コロナに託けた「コロナかれ主義」←、うまい!
    この言葉、どこかで使わせて貰います。

    • 三上 博史 三上 博史 on 2020年10月7日 at 5:25 PM :

      ありがとうございます。
      どうぞ、存分にお使いください。
      ついでに、と言ったら失礼かもしれませんが、「ぬかる道」(No.396)が届きました。拝読します。これもありがどうございました。

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