四畳半の小宇宙
もう40年以上前のことだが、学生時代は東京の下宿で四畳半の生活をしていた。正方形の世界は自己完結の小宇宙だったと、今更ながら振り返っている。
随分前のことだが、娘が高校に進学して1年の2学期頃だったか、2年次に進級する際のコース選択について理系にするか文系にするかで当人はかなり悩んでいた。父親と...【続きを読む】
そうは思わない
川柳は五七五のわずか十七音の言語表現だから、詠み手の詠んだとおりのことを読み手がそのまま理解するということは難しい。いや、そのまま素直に理解されたらかえって面白味や深い味わいが得られない。解釈と鑑賞は読み手に委ねられて作品は生かされる。
昨年4月からFacebookで「∬∬ 今日の一句 ∬∬」を...【続きを読む】
一週間のめりはり
年金生活もそろそろ4年目に突入しようとしている。老齢基礎年金相当分はまだ受給されない年齢(現在63歳)であるが、何とか慎ましく暮らしている。退職直後の「毎日が日曜日」生活も当初は戸惑ったが、3か月も過ぎれば少しずつ慣れてきた。
しかし現役時代の一週間のめりはり、月曜から金曜まで働いて土日に休むと...【続きを読む】
論理と国会、そして時事川柳
国会中継というのはシナリオどおりの質問に対してシナリオどおりに答弁する、大方はおもしろくもない議論がほとんどであるが、たまに出色の論戦に出合うと、木戸銭も払わずに楽しめるので、しめた!得した!と喜んだりすることもある。
以前、ある新聞記事で、哲学を専門とする著名な某大学教授が国会論戦における「論...【続きを読む】
川柳と進化論
ダーウィンの唱えた進化論は恐ろしくラディカルな思想でもある。これの正しさが広まればキリスト教の考え方は根本的に覆ってしまう。そんなことを学生時代に科学史の本で読んだ。
すべての生き物は自然淘汰によって進化してきた、神様が関与するところは全くなかったというのだから、神による天地創造を素直に信じてい...【続きを読む】
哲学的にものを考えるということ
大学では一応西洋哲学を学んだが、学生時代に乱読した本の影響がその後の人生に大きく関わっていることは今も感じている。
40歳を過ぎてからだったと思うが、自然と対峙して思考する西洋思想というものは、西洋(欧米)という極めてローカルな地域のものの考え方で東洋思想やインド哲学ではそのような形をとらないこ...【続きを読む】
俳句は風流で様になり、川柳は…
36歳で川柳と出合い、すぐにこれを生涯の友と決めたが、周囲が川柳と俳句を勘違いして残念に思うことが何度もあった。
かつては複数の新聞の文芸欄柳壇によく投句していた。地方団体なとが開催する文芸祭やコンクールで入選することもしばしばあった。そうすると私の名前が紙面に載る。それを職場の同僚や近所の人が...【続きを読む】
サザエさん症候群
日曜の夜、この症状に襲われる人は案外いるのではないか。休日の楽しみがいよいよ終わって、明日の月曜から週末まで再び仕事が始まると思うと些か憂鬱な気分になる、その気持ちの落ち込み方について、夜6時30分から始まるテレビ番組の「サザエさん」を観ながら気づくのである。英語にもブルーマンデーというのがある。...【続きを読む】
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