裏と表
大学生の頃、NHK教育テレビ(現在のEテレ)の大学講座を自主的に受講していた。テキストも書店で購入して毎晩のようにテレビの前に座っていた。人文社会科学系の歴史、法律、経済、思想史などの他に、生物などの自然科学分野もあり、著名な大学教授が講義を担当する。中身の濃い30分番組だった。その中で、河合隼雄...【続きを読む】
「善悪の彼岸」から学んだこと
これはニーチェの哲学書である。大学生の時にこれの文庫本を古本屋で買って読もうと試みた。ページを捲ってみたがほとんど何を書いてあるのか分からない。一応哲学専攻の学生だったので、ニーチェの思想がどういうものかの教科書的な知識はある程度持っていたが、いざその著書を読み始めると眠くなるどころか、それ以前に...【続きを読む】
突然の新京極
今から十数年前のことだが、娘が京都の大学に入学することになって、いよいよ3月末に栃木から引っ越しとなった。
大学生活を送る学生ハイツは京都御所の南に位置していて、引っ越し作業の前日に行ってカーテンの取り付けなど、ある程度の下準備を行った。それから近くのホテルに泊まって翌日は朝からハイツに行き、栃...【続きを読む】
YouTubeの衝撃
パソコンにインターネット、ケータイからスマホ、情報ツールの進化に恩恵を受け、なおかつ翻弄されてきた人間の一人だが、YouTubeの衝撃が私個人の中では一番大きかったと思う。
最初は、こんなものにあまり興味はなかった。これは年齢的な問題が絡んでいる。要は中高年になると、そういうものが出回ったってさ...【続きを読む】
幾山今井親以下坂坂…
こんなタイトルを付けたが、おそらく分かる人はいないだろう。
高校三年の受験生の時、私は大学入試の社会の選択科目に日本史を選んだ。点数をうまく稼ぐには地理や世界史で受験する方が有利なのだが、当時の私は文学部に入って日本史を専攻しようと頑張っていたので、不利といえども当然のごとく日本史を選んだ。
...【続きを読む】
♪鮨屋で…
10年ぐらい前になるだろうか、休日の午後、何処へ行くともなく車でぶらぶら田舎道を走っていたらラジオからこの曲が流れてきて、歌詞の内容、ストーリーの展開に思わず聞き惚れてしまった。作詞 井上千穂、作曲 杉眞人、あさみ ちゆきが歌っていた。
一番の歌詞は、小学生ぐらいの娘と父親が鮨屋のカウンターで小...【続きを読む】
めもあある美術館
これは私が小学6年生の時(多分1学期)、国語の教科書に載っていた物語である。不思議な感じのする話しでずっと記憶にこびりついていた。
タイトルにある「めもあある」の意味が当時分からなかった。授業で先生は教えてくれたのだろうか。記憶にない。大学に入って第二外国語にフランス語を選択して、フランス語の「...【続きを読む】
待つことが苦にならず/川柳の効用
川柳をやっていて、これはメリットだなぁとしみじみ思うことがある。それは、何につけ待つことが苦にならなくなったことである。
川柳と出合う前のかつての私にとっては、とにかく待ち時間というものはじれったいもので、何かで気を紛らわさないとイライラが募るばかりだった。人と会う約束でかなり待たされた場合、理...【続きを読む】
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