翻訳と化粧品
昭和50年4月に大学へ入学して、私はすぐに「燃え尽き症候群」的な精神状態になった。要するにあまり勉強せず、アルバイトと山歩きのサークルに没頭していたのである。東京というところは、誠にもって飽きない世界だった。いろいろなアルバイトを経験したが、どれもが新鮮ですべてが人生勉強だった。だから大学に行って...【続きを読む】
寝坊した・遅刻した
学生時代の思い出話しだが、まだ1年生の夏の暑い時期、巣鴨に下宿していた高校時代の友達の家に、高校卒業後初めて4,5人の同級生仲間が集まり、夕方から酒を飲んで盛り上がった。高校時代のことや東京という大都会のことについての話しに花が咲いたが、それにも飽きてきて、真夜中を過ぎてようやく全員が雑魚寝して眠...【続きを読む】
「まのりれ」と「はしとち」
大学を出て、就職先で初めてコンピューターの入力作業に従事した。まだパソコンなどと呼ばれるものは無く、端末と呼ぶディスプレイと向き合っていた時代である。システムにいろいろな情報を入力するのだが、漢字に変換して入力することがまだ不可能な頃で、数字とアルファベット以外はかな入力・カタカナ表記だった。
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意味があるということ
世界は意味だらけ、いや意味だけで成り立っていると思う。意味の無いものは存在しない。非存在と同義である。
ウイルスや細胞などのミクロの中を覗くこと、宇宙の果てはどこにあるのかと考察すること、いずれも意味への探求である。これらの自然科学的な世界における意味は客観性を追求するものだから、その意味が正し...【続きを読む】
にやにやにやける
私が所属する下野川柳会の例会(投句の部)で、先月「にやける」という課題が出た。担当する選者が送られてきた句箋を自宅で読みながらいざ選を始めると、「にやにや」と混同した句ばかりであった。これに呆れてしまい、途中で選をすることを放棄して句箋の束をそっくり編集部に送り返してきた。本来の意味での「にやける...【続きを読む】
筋肉について
小学校の頃から体育は得意な方ではなかった。中学に入学すると、卓球部に入って部活を頑張っていたが、結局レギュラーになれなかった。俗に運動神経が鈍いタイプなのである。特に瞬発力が駄目で、野球やサッカーなどの球技が苦手だった。
大学1年の体育の授業でボディビル(ウェイトトレーニング)を選択し、筋肉をつ...【続きを読む】
充てん期限
家庭用プロパンガスのボンベには必ず「充てん期限」が記されている。
ある日、我が家のガスボンベの充てん期限の日付が該当する期限を過ぎていることに気がついた。点検のミスか? やばいこと(爆発?)が起きたらどうしよう、などと考えてしまった。
そして偶々点検があった日に、「これ、期限が過ぎているけど大...【続きを読む】
師事する
「師事する」、この言葉は変な言い回しだなあと大学生の頃からずっと思っていた。
「師事」の意味は、「生涯の師として教えを受けること」(新明解国語辞典第五版/三省堂)であるが、「師事する」となると能動的である。「する」は他動詞であり、動作や行為の意味が含まれているが、「師事」はそもそも教えてもらう訳...【続きを読む】
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