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 2022年12月18日に「『招集』と『召集』」、2024年2月9日に「政治資金規正法?政治資金規制法? 」、2025年4月6日に「『安全の保証』と『安全保障』」と、同音異義語にまつわる話題を提供してきたが、今回はいろいろと騒がれているホルムズ海峡の開放と私なりに拘る解放のことである。いつものようにというか、もう癖になっているのだが、Copilotに一応は尋ねてみる。

 開放:閉じられていた空間や施設を開き、自由に出入りできる状態にすることを指す。物理的な空間やアクセスの自由に関連することが多く、「公園を開放する」「窓を開放して風通しを良くする」などの場面で使われる。
 解放:束縛や制約から自由になることを指す。精神的・物理的な制限を取り除き、本来あるべき自由な状態に戻すニュアンスがある。例として「囚人を解放する」「ストレスから心を解放する」などが挙げられる。
 私なりに補足すると「開放的」とは言うが、「解放的」とはあまり言わない。英語では「解放=liberation」、「開放=opening」となる。ちなみにホルムズ海峡問題に係る「開放」の対義語は「封鎖」であるが、英語で言うと「blockade」になる。

 ホルムズ海峡は、イランが封鎖したら今度はアメリカが封鎖をやり返す事態に進展していった。海峡という地形だが、まるで人質を取るように、俺のものだ、いやそうではないと言い合っているような光景に見える。そんな奪い合いの推移をメディアを通して眺めていると、海峡そのものに感情移入して「ホルムズさん」と擬人化したくなる。
 そもそもある出来事が起きて広く人々の口に上るような話題になると、その出来事を成立させている事柄に親近感を持つだろう。これを擬人化することは、自然な人間心理ではないか。ホルムズ海峡がアメリカとイランとの戦いで騒がれて世界の注目を集める。イランが機雷を敷設すれば、アメリカが対抗して軍艦やヘリコプターを配置する。航行する船舶だけでなく海峡全体が緊迫した事態になってきた。さぞや「ホルムズさん」も戦々恐々のことであろう。
 そんな怪しく物騒な国際情勢になっても、ここで何か一つ詠んでみようかという気持ちになる。これは社会諷刺を得意とする川柳愛好者の性(さが)である。私が選をしている読売新聞の「とちぎ時事川柳」でも、このバカバカしいとも思えるような国際的喧嘩を題材にして、海峡やそこに棲息する魚たちにとっても、きっと迷惑千万なことではないかというような句がいくつも詠まれている。そして作品に表現されているものはどれも擬人化されている。擬人化して詠むから皮肉やウイットが効いてくる。滑稽さも増してくる。
 こんな状況を踏まえると、ホルムズ海峡の問題を今後解決していくプロセスには、まず擬人化された「ホルムズさん」の解放があって、その次にこの海峡全体が開放されるイメージを持ちたくなる。具体的に観察できる訳ではないが、現在の封鎖は海峡が人質になって束縛されているように思えるのである。「ホルムズさん」の心情(そんなものは無いと言われればそれまでであるが)に寄り添って今後のことを考えれば、いつかは解放されて安堵し、それから開放的状況になるのだろう。開放感の前に解放感があるに違いない。
 擬人化フェチかつ同音異義語フェチとしては、また何かの話題が出てきたら今後も懲りることなくブログで紹介したい。飽きずに読んでもらいたい。

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