ひとり句会
秋を思いながら川柳について考えた
季節ではないのだと知ってはいても
つまるところ私の心を動かすものは
移ろいゆく季節の中の定まらぬ風情
未だ知らずにいる川柳句会について
想像と憧れと羨ましい素直な気持で
あんな風かこんな風かと心を働かす
人間や作品や自分との新しい出会い...【続きを読む】
名月や
太陽のおおらかな温かさのように
直に伝わるぬくもりとは違います
暗い空の静かな月の光と佇まいは
不思議を心に注ぎ込んでくれます
青い光が心の核にまで射し込んで
隠していた本性があらわになると
考える暇もなくたちまち心は疼き
私の知らない私が目を覚まします
かぐや姫になって...【続きを読む】
遠くで食べても
つるつるっと
美味しくいただきます
東の果てのこの国からずうっと西の方まで
いったい何処の誰が細長く発明したのでしょう
うどん
そうめん
ひやむぎ
ほうとう
スパゲティ
中華の
小麦粉の
米粉の
細いの
太いの
丸いの
平たいの
・・・・・
あれ 何か忘れていませんか
夕焼...【続きを読む】
風を待つ
空を行く人を見ましたそこから私の場所が見えますか 右か左かだけではなく 風は上の方向も教えてくれます
地を這うように走り続ける私たちは いったい何処にたどり着いたらゴールなのでしょう ひと休みする暇などはなく この道がずっと先ま...【続きを読む】
BATHROOM
突然ですが
お風呂で最初に洗うのはどこですか
・・・
私は左の腕からです
特に訳はありません
朝珈琲を飲みたくなるのも
鏡があるとおすましするのも
特別な理由はありません
そんな風にいつもの通りの一日を過ごすと
何もしなかったような気分になってきます
無為な毎日の繰り返しではないかしらと
ハッピー...【続きを読む】
地図にない虹のふもとが目的地
特にお参りということではないのですが
狐たちに出会うと何だか不思議な気持ちで
つい立ち止まって見つめてしまう私です
そのうちじっと見つめ返されて
動けないような気がしてきます
真っ赤な鳥居のある佇まいは美しいのですが
何となく日の当たらない所で
じっと黙って座り続けていることに
もう飽きてしまった...【続きを読む】
通り雨
さっきまでの青空が嘘のよう
気紛れな天の打ち水シャワーです
少しだけ我慢してやり過ごせば
いつかは止むはずのただの通り雨
待っているだけの時間がもったいない
心の中の水たまりも大きくなってくる
少しも望んではいないのに
私ではない私がそこにいる
ひとつきりしかない自分という
人間の形の中に閉じ込めら...【続きを読む】
私の宿題
葉月尽まだ宿題は終わらない
二学期が始まるまでの先生との約束
上手くいかないもどかしさに
子供心にも自分の不甲斐なさを嘆いたりしたものです
大人になっても八月の終わりには
やり残したことがあるような感じがして
ソワソワしたり予定表を確かめたり・・・
でも やっていくだけでマルをもらえるような
そう...【続きを読む】
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