
もう少しもう少しと
おまじない掛け声呪文を繰り返す
来てみればあっという間に去って行くのに
なかなか来てはくれない思い通りの春
冷たいのが少しずつほどけて
カサカサがしっとりに移って
呼吸するたび空気の中に水を見つけて
やわく甘く温かいというやさしさに出会う
高いところから来て
流れて溜まっては染み込んで
最後に私にとり込まれた水は
そっと訪れを告げている 春の
すべての大半は水なのだと知れば
生きる事自体の本質について自由になり
受け止め思い行い知ってわかることも
春の中にこそあると決まってしまう
飛ぶ鳥と泳ぐ魚と春と水 めぐみ
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