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 年金生活もそろそろ4年目に突入しようとしている。老齢基礎年金相当分はまだ受給されない年齢(現在63歳)であるが、何とか慎ましく暮らしている。退職直後の「毎日が日曜日」生活も当初は戸惑ったが、3か月も過ぎれば少しずつ慣れてきた。
 しかし現役時代の一週間のめりはり、月曜から金曜まで働いて土日に休むという生活サイクルの感覚はなかなか抜けない。いや正確に言うと抜きたくないという思いがある。テレビ番組の内容や構成が平日5日間と休日2日間では違うので、それに合わせて暮らしたいという感覚もあるようだ。
 私は、もう30年以上も前から家での飲酒は土日に限定している。テレビを観ながら茶の間で適当な料理をつまみにしてビールや日本酒、ワインや焼酎などをそこそこに飲んでいる。休日の夕方のテレビ視聴イコール酒飲みの時間というスタイルを続けていたのである。
 定年後は平日の夜に家飲みしても一向に構わないのだが、これが長年の習性でできない。やろうとも思わない。平日のテレビ番組をつまみに酒を飲む気がしない。平日は酒より夕食後の散歩の方をとるのである。そして以前と同じように土日になったら酒を適量飲む。これが今も続いている、続けている。だから土日の家飲みを楽しみに待つという感覚は今でもある。無職でも、平日モードと休日モードの一週間のめりはりは精神衛生上必要なのではないかと思っているのである。
 土日に混雑するようなところ、例えば映画館や美術館は必ず平日に行くように心がけている。スーパーも午前中になるべく行って、特売の限定品を抜かりなくゲットしている。これらは無職生活者の特権であり、これを行使して享受できるメリットは「働いていてはこんなこと出来ないだろう」と、内心変な優越感に浸っている。この意識も大事にしている。
 なお、川柳のことは四六時中考えているので、このめりはりはあまり関係がない。

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