雲が流れる
同じ場所に動けないでいるのに見上げればほら雲が流れていく 風が来たから飛ぶのでしょうか 飛ぶ為に風を呼ぶのでしょうか
気まぐれに形を変えて自由三昧 好きな時に手の届かない高さで 悲しみも無しに現れては消える
どんな風に思いつくのでしょう 上昇気流工法の巨大なstructure 秘密の宮殿に招かれる夢...【続きを読む】
山のような欠点豆
みなさん コーヒーはお好きですか?
目の覚めない身体に喝を入れてくれる
がんばった心と身体をなだめてくれる
大切な人との時間を豊かにしてくれる
珈琲は何と不思議な飲み物でしょうか
アヤメの公園のそばにロッジがあって
中には機関車の形をした大きな焙煎機
珈琲豆のガラス瓶がずらりと棚に並び
窓辺には小...【続きを読む】
私小説
『はじめまして・・・』のあの日から
31,536,000秒が過ぎようとしています
人間の赤ちゃんならよちよち歩き
ミーアキャットなら立派な青年に
稲はすでに美味しいご飯となって
林檎も葡萄も食卓に並んでいることでしょう
私の周りには穏やかな時間が流れて
表向きは変化の無い毎日に見えます
こんな生活を...【続きを読む】
文月
彦星に恋はまさりぬ天の河へだつる関を今はやめてよ 伊勢物語 第九十五段
織り姫を想う彦星よりも
私があなたを想う恋心はまさっているのです
織女との間を隔てる天の川のような
物越しにしか逢おうとされぬ隔ての関を今はとってください
『この歌にめでて逢ひにけり』ということで
歌の力のどれだけ大きなこと...【続きを読む】
イイワケという物怪
イイワケという物怪が
心の中に棲んでいて
何につけても出しゃばってきては
純粋無垢な私の心を弄ぶのです
言い逃れ
逃げ口上
申し開き
などの忌まわしい技を使って
邪念や私欲といった甘い罠で
最後は筋さえも通らない
深い後悔の穴の中へ
引きずり...【続きを読む】
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