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 川柳研究会「鬼怒の芽」。これは私が一番力を入れている、かつ毎月楽しみにしている川柳仲間の集まりである。20年以上の歴史があり、研究会という言葉を使っているが、実際は合評会である。会員は一応10名前後いるが、ここ数か月はコロナの影響もあって多くて5~6名程度が出席している。
 会員の柳歴とか大会等での活躍などは、この会の中では全く関係なく、常に対等な立場で各自が持ち寄った作品を批評し合うことを原則としている。ガチンコでの批評なので、つまらぬ気遣い、遠慮は不要である。言いたいことを言って褒めたり貶したりしている。みんなの力でうまく添削できた時の感激の共有もなかなかおもしろいものである。終わった後はみんな快い疲労感に襲われる。だから止められない。毎月1回の楽しみがこれだけ長く続いている理由がここにある。
 句会も楽しいだろうが、抜けた・抜けない、何点取ったという興奮も毎回繰り返されれば飽きてくる。一つ一つの句を仲間とじっくり味わうおもしろさがない。寸評程度の話しがなされるだけである。
 私は何かで落ち込んでいる時でも、その落ち込み具合を川柳に詠んで「鬼怒の芽」に持っていく。そうすると批評(添削)されながらも元気づけられたりする。改めて自分を見つめ直す機会にもなっているのである。「鬼怒の芽」に出席するということは、精神的なビタミン剤を服用するようなものなのである。ワクワク感、ドキドキ感もある。
 この楽しみは何とかずっと続けていきたい。それだけを祈っている。

 

 

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