Loading...Loading...

 以前、衣食住にあまり興味がないことを告白したが、そういう人間であるから本物にもこだわらないところがある。
 本物にこだわるというのはブランド志向ということでもあると思うが、私は贋作でもいいではないかと思う時がある。もちろん知的財産権の侵害に当たるような違法行為はいけないが、いわゆるニセモノやそのパロディーには興味がある。
 先日、ブランドの高級バッグの真贋を調べるためにAIを導入した会社のことがテレビで報道されていた。これによって、人間の眼で調べるよりかなりスムーズに真贋が判定できるようになったらしい。これを観ていて、そこまでニセモノのものづくりが進化したなら、ニセモノでも構わないんじゃないの?と思ってしまったのである。勿論法律違反は絶対やってはいけないことではあるが。
 川柳について言えば、作り事の句、噓くさい(有り得ない)発想の句はあまり好きではない。フィクションとしてそれを前提に面白おかしく詠んだものなら構わないが、恰も作者が実際に経験して実感したように詠まれる噓くささには閉口する。うすら寒く感じたりすることもある。そしてそういった作品が大会などで高く評価されると、川柳もこれでおしまいかと悲観的になってくるのである。

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

「なるほど!」「いいね!」と
思ったらポチっと(無記名)

 「無知の知」という言葉がある。ソクラテスの哲学を学ぶと必ず出てくる考え方である。  「知らないということを知る」大切さを説いたものである。大辞林(第三版・三省堂)には「真の知に至る出発点は無知を自覚... 「無知の知」の続きを読む
 36歳から川柳と関わり始めて、30年近くなるが、このタイトルにある句を詠んだ頃が私の川柳人生の転換点だったと思う。平成21年頃(50代前半)のことである。  当時、いろいろな誌上大会に頻繁に投句して... 「立たされることが仕事のガスボンベ」の続きを読む
 中学生の頃だったと思うが、一筆書きのことを知った。数学、正確に言えば幾何学の世界の話しになる。〇、△、□などは一筆書きで書けることはすぐ分かるが、✡(六芒星)もじっくり考えれば一筆で書ける。+や*は... 「一筆書きの人生」の続きを読む
 私が勤めていたところのトップが、何かのエッセイで書いていたことが記憶に残っている。それは、部下に仕事を指示する、依頼する場合、100%の出来を期待するなということである。その理由は、人それぞれに理解... 「8割の出来で満足」の続きを読む
 栃木県子ども総合科学館という施設が宇都宮市にある。結構人気があって、栃木県民なら子どもを連れて必ず行く施設ではなかろうか。私も娘が小さかった頃は何回も行った。特に雨の日など、どこにも遊びに連れていけ... 「ななめの部屋」の続きを読む
 1、2、3、4、…と数字を1から10まで声に出して言う場合、昇順(1~10)と降順(10~1)で微妙に違うことに気づく人はどれほどいるだろうか? 実際にやってみると、ある二つの数字だけ読み方が異なる... 「「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」とほか二題」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K