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 かぐや姫の「神田川」が流行ったのは、昭和48年、私が高校2年生の頃だった。今でも大好きで、YouTubeなどでたまに聴いたりしている。喜多條忠作詞、南こうせつ作曲である。
 この歌の歌詞にも、ヒットしていた当時馴染めないところがあった。「二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が待たされた」というくだりである。サビの部分で「ただ貴方のやさしさが 怖かった」と歌っている割には、随分勝手なことをしている男だなと感じていたのである。似顔絵を書いてもちっとも似ていないのもいい加減で気になった。
 それがだいぶ年数が経った頃、多分今から10数年前だったと記憶しているが、ある新聞の日曜版記事で作詞者の喜多條忠さんへのインタビューが載っていた。「ただ貴方のやさしさが 怖かった」というフレーズは、当時喜多條さんが実際に付き合っていた女性に対してそういう感情を持っていてやがて別れたことがベースになっていた云々、と答えていて、今更ながらなるほどと理解した次第である。
 男女交際などというものは、ヒットした当時の高校生の間ではほとんど無かった。そんな時代だから、この歌詞の深み、行間に潜んでいる男女関係の機微など分かるはずもなかった訳である。まっ、還暦を過ぎた今でも男女関係の機微を理解しているとは言い難いかもしれないが…。



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♪神田川”にコメントをどうぞ

  1. のんきー on 2020年4月20日 at 8:24 PM :

    もっともです。同感です。それと、未だに不思議なのが何故、男の方が長く風呂に入っているのかも理解できません。優しさは、自分だけにしておいて欲しいですね(笑)

    • 三上 博史 三上 博史 on 2020年4月21日 at 11:13 AM :

      ありがとうございます。歌詞への疑問とヒットにはあまり関係がないんですね。

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