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 宇都宮市で、毎月第一日曜日の午後3時から5時まで「読む会」というのをやっている。ローカルな話しになって恐縮であるが、オリオン通りから少しはずれた「喫茶ろまん亭」(江野町11-8)という昭和レトロな喫茶店が会場である。
 参加者は4、5名から多くて7、8名程度。最近減少傾向なのが少し淋しい。各自が詩、小説、随筆、俳句、川柳などの自作を持ち寄って披露し、批評し合う。というか言いたい放題。私自身は、韻文・散文の文芸異種格闘技戦だと思っている。ついでに言うと、私の趣味の本職は川柳だが、短編小説や随筆などの散文も副業的に書く。その散文でもコンクールでの入選ぐらいは経験したことがある。
 川柳をずっと長くやっているが、「読む会」で出合う詩の作品がいつも新鮮に感じられる。定型でない韻文の世界とはこういうものなのかと改めて感心したりする。作句のうえでのいいヒントをもらうこともある。詩人からみれば、逆に五七五の定型の世界は勉強になるらしい。私は平成26年4月から参加しているが、ジャンルを越えて集まることの楽しさは未だに飽きない。
 会費は、飲み物代500円か600円のみ。それ以外は何も徴収しない。自作を持って来なくても構わない。事前の参加申し込みも不要。毎月必ず開いて、勝手に参加者が集ってくる(5月は新型コロナの影響で無理かな?)。
 最後に大事なことを言うと、夕方5時に「読む会」が終わるとすぐ近くの居酒屋チェーン「三代目鳥メロ」に直行して、2時間程度飲んで食べてお喋りすることである。「読む会」は欠席して、この「飲む会」にだけに来てわいわい楽しむ輩もいる。なお「飲む会」は、アルコールが飲めても飲めなくても割り勘である。料金は概ね千数百円程度とお安く仕上げている(これも5月は新型コロナの影響で無理かな?)。



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「読む会」について”にコメントをどうぞ

  1. 大阪 三番 on 2020年4月19日 at 11:41 AM :

    お邪魔します。
    近くにあれば、参加してみたい会ですね。
    「川柳の神様」読ませて頂き、五七五に
    こうして血を通わせるものなのかと
    気づかせて頂きました。深謝

  2. 德永楽遥 on 2020年4月19日 at 3:12 PM :

    高校の先生が「授業は戦場だ」と言ったとか言わなかったとか仄聞した。韻文と散文との「文芸異種格闘技」とは言い得て妙である。感心至極だ。「読む会」に恩恵を受けている身としては、次回からは更に腹をくくって出陣せねばなるまい。

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