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 川柳研究会「鬼怒の芽」のことは、今年1月7日のブログ(川柳研究会「鬼怒の芽」 | 三上博史ブログ (shinyokan.jp))で書いたが、今年から3名の新会員が入ってさらに活気が出てきた。それまではあまり活気がなかったのか、などと言われればそんなことはないのだが、会の雰囲気、進行がいくらか引き締まってきた感じがするのである。
 各自持参した3句の句箋を集めてシャッフルし、無記名でホワイトボードに書く。1番目から順に合評が始まるのだが、出席者は一つ一つの句に真正面から向き合って意見を言い合い、そしてある程度の合意形成がなされた上で添削する。この添削作業の内容にみんなが満足するまで次の句にはなかなか移らない。もちろん添削無しの完成形としてそのまま素直に評価される句もある。
 すべての合評・添削が終わると、各自が佳句と思った句に点数を1点入れる。その数は自由で制限はない。そしていよいよ披講の時間となる。合計点が高かった上位3句の作者には賞としてお茶菓子(みんなに配った残りだが)が与えられる。
 ここまでに約2時間が経過する。始まる前はお喋りタイムであるが、合評はガチンコとなる。新メンバーも加わり、意見のやりとりにも新鮮な空気が漂っている。
 合評会は本当におもしろい。抜けた抜けないに一喜一憂しそれで終わってしまう句会より楽しい時間を共有することができる。だから止められない。
 合評会も座の文芸として句会と同じなのではないかと言われれば、確かにそうなのかもしれない。しかし句会は投句して選者が選をし、最後のメインイベントである披講が済めばそれで終了という一方通行の流れである。合評会は最初から最後まで、各自が発言しながら各自の能動的な緊張感が持続する。
 5月30日の鬼怒の芽は出席者6名(うち新会員3名)で、各自が持ち寄った提出句18句を俎上に載せて、以下の2句が高評価となった。なお、いずれも添削されている。
  二番目のカレと飲みたいぐちり酒   石嵜 敬子
  込み入った事情抱える春キャベツ   早見 千代

 

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