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晩秋の仙台にもそろそろ冬ざれの風が吹き始めています。

近郊にある湖畔公園のコキアの紅も色あせた感じですが、さすがキク科のマリーゴールドは黄の花を鮮やかに咲かせておりました。

さて、そんななか嬉しいお知らせです。当会の三浦みちえさんが柳誌「宮城野」の会員として年度賞(大賞)を受賞されました。みちえさんの日頃の鍛錬が実ったものと同僚一同、歓喜しております。

来た道を訥々語る草紅葉 文庫

 

第192回川柳マガジンクラブ仙台句会

開 催 日   令和8年10月17日(土)午後1時~

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者

竹井みどりさん、橋爪志津代さん、、阿部日向子さん、

槻田褜次郎さん、澤田石廣道さん、荒井まさきさん、

佐藤安子さん、島 文庫、の 計8名

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第1部 「 句 評 会 」

〇刈るのが惜しい羽生結弦の田んぼアート 安子

■句評/羽生さん、大谷さんどちらも惜しいですが、何で色の変化が出るのかな。(稲の品者みたいですよ)遠近を考えまるでフラスコ画のよう、芸術としても大したものです。上七、下六は余りに乱暴では?

□句意/羽生さんのファンですから可能ならズーッと。でも、時期だから刈り込むのでしょうね。(田んほを外して773の句にしては?)リズムは悪くないと思いましたが・・・。

〇止り木に独りが嫌な一人好き 文庫

■句評/独りと一人の違いは?孤独と大勢の中の一人ですかね。止り木はバーカウンターのことですからママ目当てだったりして。分かり易そうで難解な句です。

□句意/はい、独りは孤独ですが孤立と読み替えてもいいかな。一人好きは他人から干渉されたり、蒸れたりするのが嫌な人、いわゆる共同体ではわがままなひとですね。実際、スナックにもそんな人いましたから。確かに、大会では没句でした。自信あったのにな~。

〇「やなちゃーん」と推し活まがい早苗さん 志津代

■句評/アレには苦笑しました。上六の助詞「と」は省略しても違和感がない。「どうしても一物仕立てにしたければ「やなちゃんと」の5音かな?「早苗さん」は「ちゃん」と合わせた方が穿ちが効くのでは。

□句意/いくら何でもアレはないよね。でも、アレが当世の有権者にウケるんだとすれば、そちらのレベルも問題かも。「ちゃん」のご提案、頂戴します。

〇庭の虫沈黙の夜ににぎやかに みどり

■句評/中七の「沈黙」に作者の意図が隠されているのかも?単なる静の描写なら「静寂」とか「靜けき」としているはず。一人居の家の寂寥感を表現したかったとか?中七、下五の「に」は韻を踏んだのだと思うが、逆にうるさいかんじがする。中七の「に」は「を」でもいいのでは。

□句意/虫のにぎやかさと一人の部屋の静かさを対比させたかったのですが・・・。添削をお願いします。

◇添削/「沈黙の狭庭に虫の賑わいて」夜を省略して狭庭でで普通の家を連想させ、「賑わいて」で余韻を残す。

〇結び目を少しゆるめて秋の膳 褜次郎

■句評/結び目?ベルトは結ぶとは言わないから、ネクタイ?仕事帰り、それを緩めて「さあ、呑むぞ!」といった感じ。食欲の秋にふさわしい句だ。でも居酒屋ではないよね。祝賀会とか披露宴とか、堅苦しい宴会かも知れないね。一寸だけハメを外してとか?

□句意/いえいえ、身内で温泉に泊まりに行った時のことです。浴衣の帯を一寸緩めて・・・。深読みですよ。

(でしたら、「秋の宿」でも良かったかも?)

〇これからも一つ違いの夫で居る 広道

■句評/このご主人は奥様より一つ上?一つ下?そりゃあ、一つ下でしょうね。これからも奥さんに甘えて暮らす、だったりして。深読みかも知れませんが、夫婦二人で長生きしよう、どっちかが早死にすれば一つ違いが変わってしまうから。(なるほどね❢)

□句意/まあ、それに近いかも知れません。加えて言えば、どちらかが大病を患ったり、ボケたりしてしまうと子供のように面倒を掛けてしまいます。互いに健康でいたいものだとそう思いまして。ちなみに私は妻より一つ上です。

〇残業後メイク落とさず寝る社畜 日向子

■句評/「社畜」強烈な造語ですね。意味は?「文字通り会社に飼われた家畜のような社員」ということでしょうね。働き方改革とはいえ、まだまだ過剰残業が多いということですか。女性でも?昇進はともあれ働き方は男女同一、特に近年は女性の活躍が目覚ましいですよ。

□句意/ははーん、これで分かりました。川柳界に若い人が増えない理由。「社畜」ってネット上では普通に使われている慣用句なんです。単に会社で働く人、「社畜」を「社員」と読み替えてもいいわけですが、それをあえて「社畜」としたわけです。もっとアンテナを高く広くしないと、と痛感しています。

〇紅白にピンクも混じる歌合戦 まさき

■句評/歌合戦のジェンダーの区別「紅白」が今でも変わっていませんね。それも不思議なら、ピンクがないのも不思議ですね。

□句意/そんな意味の中性ばかりでなく、男女混成グループの参加も多くなってきましたから、紅白も名前だけになりつつあると思いまして。

 

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今月の学び

若者言葉も文化。

情報のアンテナは、高く!広く!

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みちえさん、大賞受賞おめでとうございます。

大盛況だった市民センターまつり。(川柳バネルを展示)

 

第2部 「 句  会 」

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

■宿題『 ユーモア句 』 阿部日向子選

○佳作

若者言葉つい出てしまうチョーヤバイ 志津代

「やなさん」を「やださん」と言い間違える 志津代

繰り上げの勝ちのダルマはゾンビの目 文庫

試着室体重計も置いて有る 褜次郎

AIに聞いて大根煮る時間 褜次郎

夫に父強い男に出会えない みどり

ゼロ一つ見落としレジで目が点に 安子

ドナルドよプリーズコールミーサナエ まさき

毛を刈られヒツジしばらくヤギ気分 まさき

お世辞だなやたら背中がむず痒い 安子

スポーツの日口は達者で良く動く 広道

〇特選

人 延命を拒み十色の薬呑む ぶんこ

地 足弱り妻に連行されて行く みどり

天 赤い羽根付けたまま行く焼き鳥屋 広道

軸吟 青になるスマホ見ていて赤になる

 

■宿題『自由吟』 佐藤安子選

○佳作

枕に良し敷いて良し友座ぶとんは みどり

暗号で話し合ってる女子社員 日向子

年重ね春より秋が好きになる まさき

日本のメーカー探す電気店 日向子

昼の月総理の顔に見えて来る 広道

団欒のポトフ今夜は冷めている 文庫

秋がいるカフェで味わうモンブラン 志津代

致命症ならぬ程度の毒を盛り みどり

嘘つきが下手な大臣幕を引き 褜次郎

万歳を聞くと背筋が寒くなる 文庫

ドジャーズ敗け何で満たそう空き時間 志津代

〇特選

人 秋夜長虫の合唱サラウンド まさき

地 東京に地産地消の原子炉を 広道

天 天国に召されるように善を積む 褜次郎

軸吟 猫を撫でテレビでしてる紅葉狩

 

10月の句会風景

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令和8年11月の定例句会開催予定

開催日時  令和8年11月21日(土) 13時から

開催場所  仙台市荒町市民センター

仙台市若林区荒町86-2

宿  題  「 十四字詩 」 「自由吟」 の各2句

会  費  会員1,000円  会員以外 1,200円

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令和8年12月定例句会開催予定

開催日時  令和8年11月12日(土) 12時から

開催場所  ホテルふじや (JR長町駅前)

仙台市太白区長町5-3-23

宿  題  「 師 」 「自由吟」 の各2句

会  費  会員2,500円  会員以外 3,000円

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あなたも川柳の句会を体験してみませんか?

見学無料、未経験の方も大歓迎です!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、

「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

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https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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