第七回川柳マガジンクラブ和歌山句会を和歌山市の和歌山県民文化会館405号会議室にて開催した。
出席者は岡崎佳壽子・川口明・畔川臣展・定松宏江・佐藤まき・澄田康則・畠中友美子・山本君江
松井健三・西川千鶴・井口廣司・佐野桂子・田中尚・梅原清子(初参加)・たむらあきこの15名。
それでは楽しい句会の様子と美しい桜をお楽しみください。

御三家 和歌山城の桜

和歌山城は色々な時代の石垣があるので有名です また豊臣秀長が築城した城で普請奉行は藤堂高虎とか
☆まず提出された句評会用の句について、◎は2点〇は1点で各自投票
みんなでお互いの句についてわあわあと意見を出し合い、最後にあきこ先生が総評として
良い点や問題点を指摘しながら、より一層高いステージを目指すにはどうしたら良いかなどを
詳しくし指導してくれる、大変勉強になるホントありがたい時間です(すりすり🫶)
我が和歌山句会の神髄はこの時間にあるかも…(すりすり🤩⇦ちょいしつこい😰)
司会はいつもの通り迷司会者(失礼しました、「名」の間違いです😅)の澄田康則氏。
毎月50~70句の作品をつくり、あちこちに投稿する知る人ぞ知る著名人✌️

あきこ先生と岡崎佳壽子女史の披講の様子 因みに右の白い服を着て袖を捲り上げているのが迷(失礼🙇♀️)名司会者の澄田康則さんです
結果は以下の通り
⇒皆さんの意見や感想etc.です
⇒あきこ先生の評です
太筆の太い縦線 父に似る 井口廣司 5点
⇒太い太いが重なる どっちかを他の言葉に変えては? 一字空けはいらないのでは?
太い太いは敢えて重ねたと作者の意見あり
⇒どちらかの太いをひらがなに変えては 一字空けはどっちでも良いかな
また作者が太い太いに拘るのなら、それはそれで良いのかなとの優しいお言葉
縄のれん愚痴も涙も置いてゆく 畔川臣展 6点
⇒まんまの生活でした(誰とは言いませんが女性からの意見です💦)
ホンマそうやったなあ⇦これは男性の意見
⇒縄のれん&愚痴など 句の内容がやや古いかな
古本の深い眠りを待つ栞 岡崎佳壽子 3点
⇒やや解釈が難しい 詩情があるいい句だと思いますなど…
⇒眠りをの「を」を「へ」に変えたほうが良い
紙一枚命を託す承諾書 佐野桂子 3点
⇒ホントよく分かる その通り サインしなかったらどうなるの?
⇒紙一枚の「紙」が承諾書の「紙」と重なる 紙は不要 「一枚へ」or「一枚に」で良い
貯金箱ほんに短い仮の宿 松井健三 7点
⇒ホンマや、最近は特に身につまされる 等の意見多し
⇒貯金箱がイマイチ、例えば財布&ユキチなどの言葉でもう一考
催花雨よ私にも降れ花咲かせ 畠中友美子 2点
⇒催花雨(さいかう)が読めなかった 僕も私も…
作者曰く、たまたま目にした言葉ですが 奇麗だったので使ってみました
⇒催花雨はやや言葉が難しいかな ただ私の花を咲かすように、は良い
思い出す出会いと別れ時計台 川口 明
⇒欠点のない句 あきことしては〇
互いに知らぬ校歌新旧の同窓 佐藤まき
⇒切り口が良い良句 ただ表現が固い 漢字をひらがなに変えてみては
戦なき八十余年花の下 定松宏枝
⇒八十余年とか 作者の想いが込められている良い句です
出ておいで言葉よことばかくれんぼ 澄田康則 4点
⇒メルヘンチックですね 澄田さんの句ですか?などなど
⇒全部ひらがなにしたらどうだろう
病む地球何を忘れてしまったの 西川千鶴 2点
⇒最近はいつもそう思ってる ホントに暗いニュースばかりで
⇒あきこは◎ いったい地球に住む人はどうしたんだろう‼
ものがたり紡いで我も古稀を過ぎ 山本君江 4点
⇒私もそれなりに小さな物語を紡いできました 物語をつむぐ、いい言葉ですね
⇒良い句です ただ我はどうかな?私、僕などほかの言葉で再考
春霞中国からの贈り物 田中 尚 1点
⇒中国はろくなもんくれないとの作者からの意見⇦うなづく人多い
(ここだけの話ですよ ミサイル打たれたら困ります💦)
⇒春霞、黄砂のことですね 詠めばすぐ分かる句
渡したい平和な空をどの子にも 梅原清子 5点
⇒私もそう思いますなど女性陣からの意見多し
⇒良い句ですが、同じ発想の同想句が多い
最後に全体の後評として、点が入らないからと言って決して悪い句ではない。今回は切り口が斬新で良い句が多かった。この勢いで和歌山句会を全国に発信していきましょうとの力強いお言葉を頂きました💪

紀三井寺から片男波を臨みます 山部赤人の気持ちが分かるような…

西国霊場第2番札所 桜で有名な紀三井寺です
続いて席題&宿題について各選者より発表
当日の題と選者、入選句は以下の通り

美女?熟女?🙇♀️先生と岡崎佳壽子女史を両脇に従え披講する畔川臣展さんです
【席題】
「まっすぐ」畔川臣展選
まっすぐに見つめられるとうろたえる 定松宏枝
まっすぐな道を歩んでここに来た 山本君江
まっすぐに前だけ見てて躓いた 井口廣司
不器用がまっすぐ歩く曲がり角 岡崎佳壽子
子の視線まっすぐ我に突刺さる 山本君江
➂まっすぐな道に潜んでいるど壺 西川千鶴
➁まっすぐな視線が嘘を剥がし去る 岡崎佳壽子
①まっすぐな気持ちでいますするめいか 川口 明
◎悲しみでまっすぐの線ぼやけてる 松井健三
⇒選者評:まっすぐに生きるのはとても難しい 悲しみもつきまとうのが人生だ

熱心にメモを取る 手前から佐藤まき・松井健三・川口明・佐野桂子の皆さん 奥はあきこ先生
【宿題】
「ゆったり」佐野桂子選
ゆったりと母の遺した藤の椅子 定松宏枝
揺り椅子にとろり居眠る昼下がり佐藤まき
アナログのレコード過去をさかのぼる 岡崎佳壽子
ゆったりと今日も深夜のバスタイム 佐藤まき
ゆったりと時を育む妊婦さん 西川千鶴
➂花いかだ亡母が笑っているようだ 井口廣司
➁休日は居間の時計も止まってる 梅原清子
①子の未来ゆったり描く菖蒲風呂 畔川臣展
◎お湯割りが時計の針を置いてゆく 岡崎佳壽子
選者評:置いてゆくの表現が秀逸で…

楽しい句会の風景 奥正面は田中尚 右手奥から定松宏枝・西川千鶴・佐藤まき・松井健三・川口明・佐野桂子 後姿は披講する山本君江・岡崎佳壽子の皆さん
「ゆったり」山本君江選
休日は居間の時計も止まってる 梅原清子
ゆつたりとしてても言葉涙声 川口 明
今日のネジ緩めてくれるしまい風呂 佐野桂子
ラッシュ過ぎ車内の空気あくびする 松井健三
お湯割りが時計の針を置いてゆく 岡崎佳壽子
➂日暮れ道ゆったりの坂急ぐ足 松井健三
➁悠々と山と話して雲がゆく 井口廣司
①湯上りに猫を相手に缶ビール 定松宏枝
◎アナログのレコード過去をさかのぼる 岡崎佳壽子
選者評:アナログのレコードの音色がゆったりしていて良いと思いました
因みに、「ゆったり」は、ともに佳壽子さんの句が選ばれました。おめでとうございます🎉🎆

道の駅 SanPin中津のチューリップと桜

桜が満開でホント奇麗でした 案外人も少なく お薦めの場所ですね
「続く」川口 明選
体力の続く限りは土いじり 定松宏枝
頼られて母の役目はまだ続く 定松宏枝
友の声五十年来変わらない 梅原清子
花見の文化続く平和を祈願する 佐藤まき
ヒロシマを小学生が語り継ぐ 岡崎佳壽子
➂蝉しぐれ沈黙続く曲がり角 岡崎佳壽子
➁下り坂続き二人は手をつなぐ 山本君江
①二度寝する夢の続きを見るために 山本君江
◎振り返り轍の先の過去を見た 松井健三
選者評:城下町の繁盛店の跡地みたいな…

手前から、梅原清子・山本君江・畠中友美子・澄田康則・岡崎佳壽子・畔川臣展の皆さん
「続く」たむらあきこ選
蝉しぐれ沈黙続く曲がり角 岡崎佳壽子
体力の続く限りは土いじり 定松宏枝
続編がないから正直に生きる 畠中友美子
頼られて母の役目はまだ続く 定松宏枝
二人して我慢比べを続行中 畠中友美子
➂いつまでも続くぬかるみ物価高 澄田康則
➁出口の見えぬヤングケアラーのトンネル 佐野桂子
①長い道あちこち逸れて僕がある 井口廣司
◎続編はスローライフの風の中 佐野桂子
選者評:欠点のない句、「風の中」が良い

家の近所の 紀三井寺公園の枝垂れ桜🌸毎年 目を楽しませてくれます
桜前線は北上してまだまだ目を楽しませてくれそうですね。
来月の句会のころも北海道辺りではまだ咲いているかも(ちょいと無理ですかね)
ではまた次の句会で…

吉宗になってきました(笑)
(報告・井口廣司)
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