Loading...Loading...

第11回川柳マガジンクラブ和歌山句会を、和歌山市の和歌山県民文化会館405号会議室にて

開催した。

出席者は畔川臣展・岡崎佳壽子・畠中友美子・澄田康則・山本君江・井口廣司・定松宏枝・

佐藤まき・川口 明・松井健三・佐野桂子・岩佐ダン吉(特別参加)・たむらあきこの13名。

あきこ先生の古くからの柳友の岩佐ダン吉氏には、今回もご参加いただきました(拍手👏拍手👏)

お二人の心を許しあったやり取りを聴いていると、言葉自体は案外きついんですが、

ほのぼのとしたものがあり、柳友て良いもんだなあとつくづく思いますね。

では、今回は「日本のアマルフィー」と呼ばれる雑賀崎の素晴らしい景観と、

メンバーの楽しい句会の様子をあわせてお楽しみください。

日本のアマルフィ、雑賀崎の遠景

少し近づいてパチリ📸夜景がキレイなんでしょうネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【句評会】

さあ皆さ~ん、楽しい句会が始まりますよ~~😊

☆まず提出された句 (自由吟)について、◎は2点〇は1点で各自投票

先生は句会は腕を上げるための戦場だ、とよく言われます。

自分の作った句は誰しも可愛い💝もので、欠点が見えなくなる傾向があります。

他人の目を通すことにより自分の欠点が見えてくる。

なぜ自分の句が選ばれなかったか、なぜ自分の句に票が入らなかったかを勉強する場であると。

みんなの中での自分の力を肌で感じとり、自分の立ち位置を知ることで、

おのずと創作力や表現力が磨かれていく。

だからできるだけ沢山の句会に参加するように、とよく言われます。

さあ、わが和歌山句会が誇る【句評会】の始まり始まり~🎉

句会をとりしきる司会は、いつもの名司会者・澄田康則氏。

今回も厳しく場を仕切って頂きました (よっお見事💪)

雑賀崎の町なか風景①とにかく石段が多い💦

雑賀崎の町なか風景➁ とにかく道が狭く、行き止まりの路地が多い💦

町なか風景➂と疲れ気味のおじさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は以下の通り

⇒皆さんの意見や感想 etc.です

⇒あきこ先生の評です

ひと言の重みが今も攻めてくる 松井健三 12点  (最高得点、おめでとうございます🎉)

⇒自分も経験がある そんなひと言を言われたことがある

 本当に言われた言葉がふいに押し寄せてくるような…

⇒良い句 ただ「今」はどうか?

名画座の重い扉が夢開ける 岡崎佳壽子

⇒「夢」を使うと安易になるから使わない 夢⇒虹で考えてはどうか

迷いから覚めた朝日が透き通る 佐野桂子 10点

⇒透き通るが良い、ホントに迷いから覚めたような

⇒「覚めた朝日」と読まれないように、覚めたとあさひの間を一マス空けると良いのでは 

 また、間違われないように「覚めた」を「覚めて」に変えてみては

雨音はトレモロ 紅茶を継ぎ足す 井口廣司 1点

⇒感性がが合う 好きな句

⇒前後の言葉が響きあわない もう少し一考🤔 

⇒逆に小生には何故一マス空けたのかとの質問あり💦

 一マス空け、好きなんですよ…が答えです🙇‍♀️

広重の風情かき消すゲリラ雨 畔川臣展 5点

⇒作者曰く、広重の雨は斜めに激しく降っていても風情がある、最近の雨は上からどっと

 落ちてくるようで風情も何も…

⇒「広重の雨」で誰もが、その情景が目に浮かぶ 説明を省いた上手な句

花火見上げる母よ私が見えますか 畠中友美子

⇒「見上げる、母よ私が…」と「見上げる母よ、私が…」で意味が違ってくる

 どちらか自分の句意がよく分かるように、一マス空ければよい

あつすぎる蝉も廊下で一休み 川口 明

⇒作者曰く、自宅マンションの廊下で蝉が転がっていたので詠んだ句とか

⇒ 「一」は「ひと」が良いかな どっちにしても、「う~ん、あっそ」、て゛終わる感じ 

立ったまま体操がてら泳ぐ夢 澄田康則 1点

⇒水泳が好き、なるほど良いかも 泳ぐ真似をして見よう

⇒川柳は一行詩 句に「詩」が感じられない

子等が来てそれそぞれ違う酒を飲む 山本君江 2点

⇒みんなそろっても違った酒を飲むのが面白い そういう事てありますよネ

⇒面白い句 「子等」は「子ら」のほうが良いかも 「来て」は一考🤔

お荷物になっていないかと自問する 定松宏枝 4点

⇒ホント、私も常に自問してますの声多し💦

⇒常に自分を振り返る、気持ちの良い句です

採れぬ脂肪叩く自慢の太鼓腹 佐藤まき

⇒作者曰く、いろんなサプリを試してみたが、すべて三日坊主で…

⇒う~ん、ちょっと文芸川柳からは外れるかな… ユーモア川柳とか?

夏の終わり特攻隊のような蝉 岩佐ダン吉 8点

⇒盛りから急に来る人生の終わりが哀しい 一週間で終わる蝉と同じ若者の人生が切ない

⇒「特攻隊のような蝉」、は初めて見ました 素晴らしい表現、素晴らしい句

☆ 最後にあきこ先生の後評

皆さんのレベルは確実に上がっています。

点が入らないからといって決して悪い句ではない。

(ホント、小生もどの句を選ぼうか迷います ⇦どの口が言ってるんやと巷の声🙇‍♀️)

句評会ではどんどん意見を出して、自分の感性を磨きましょう。

他人の句を真剣に考え、自分の考えを口に出すことにより、

皆さんの句のレベルは確実に上がっていく。

いろんな意見があって良いし、先生も自分の意見を押し付ける気持ちは全くないので、

言うことがおかしいと思ったら異論・反論はどんどん受け付けます、とのこと。

また句会後のサロンでは、自分の句がなぜダメだったのかを掘り下げて

より詳しく説明してもらえます。あきこ先生の知識を惜しげもなく頂いて、

しかもナンタッテ無料‼有り難いですねえ (すりすり😍)

和歌山句会の和歌山句会たる所以ですね 。

雑賀崎のシンボル、白亜の灯台。

灯台からの眺め。右下は「番所の鼻」の先端です。江戸時代に紀州藩の見はり番所が置かれた岬です。正面、遠くに見えているのは淡路島。

案外、観光客が多かったです。灯台までの道が狭いので行きかえりに車に出会うと大変😱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて席題&宿題について各選者より発表

当日の題と選者、入選句は次の通り。

【席題】

「岩」岩佐ダン吉選

披講する岩佐ダン吉氏と岡崎佳壽子女史。カメラ目線は名司会者の澄田康則氏。

岩ほどの沈黙ひとつ抱いている 佳壽子

岩を打つ大波小波大落暉 宏枝

岩よりも硬い意志持つ避難民 君江

観光課奇岩売り出し人寄せる 健三

岩よりももっと小さい砂場です 明

➂石仏は平和を語る強さある 臣展

➁岩のよう頑固のままで古希迎え 廣司

①溶岩のように我が身を焼き尽くす 友美子

◎動かぬが心の中に秘める岩 佳壽子 (おめでとうございます🎉)

⇒選者評:あれこれは動かぬ、秘めるものがある

軸吟:ちっぽけな石ころだったあの頃は 岩佐ダン吉

楽しい句会の風景です。手前より定松宏枝・佐藤まき・松井健三・川口 明・佐野桂子のメンバーとあきこ先生の皆さん。

楽しい句会の風景。奥手前よりダン吉先生、畔川臣展・岡崎佳壽子・澄田康則・畠中友美子・山本君江のメンバーの皆さん。奥正面が小生の席ですが、不在ですね。トイレにでも行ったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【宿題】

「重い」佐藤まき選

まきさんの代わりに佐野桂子女史が披講してくれました。左からあきこ先生、佐野桂子女史、脇取の岡崎佳壽子女史。和歌山句会の最強トリオですネ😎

重い話を軽い話で薄めてる 健三

ゴタゴタを飲み込む胸が重くなる 桂子

重い荷は分け合い背負うこれからも 君江

過去背負うリュックが肩を離さない 佳壽子

荷の重さ耐えよう薄い肩だけど ダン吉

➂軽い指重い字を打つ遺言書 臣展

➁気の滅入る話と分かる着信音 友美子

①語り部の声に重ねる千羽鶴 臣展

◎頂点へ国旗が重いアスリート 桂子 (おめでとうございます🎉)

 

「重い」佐野桂子選

披講は桂子女史、脇取は佳壽子女子、和歌山句会「特選」の常連組です💪

重い話を軽い話で薄めてる 健三

メールですか重い約束なんだけど ダン吉

重圧に負けて意味なく笑う彼 君江

友の愚痴受話器だんだん重くなる 宏枝

語り部の声に重ねる千羽鶴 臣展

➂靴底が足に絡まる月曜日 佳壽子

➁妻はもう着いたのだろう彼の岸に 廣司

①軽い指重い字を打つ遺言書 臣展

◎過去背負うリュックが肩を離さない 佳壽子 (おめでとうございます🎉)

⇒選者評ː肩の荷をなかなか下せない様子を比喩を用いて上手に表現されている

 

「気配」松井健三選

披講する松井健三氏と脇取の岡崎佳壽子女史。

虫の音に秋の気配もまだ酷暑 まき

頬過ぎる夜風に秋の気配する まき

忍び足気配を消して午前様 康則

上州弁聞こえて母のいた気配 君江

盆供養遺影の父母が微笑んだ 桂子

➂夕立の匂いが明日を連れてくる 佳壽子

➁眠れぬ夜僕を見つめる砂時計 廣司

①心に立つ雨柱底抜けそう 友美子

◎振り向けば気配を消した出来心 友美子 (おめでとうございます🎉)

⇒選者評:場面がありありと浮かんだ句であった

 

「気配」たむらあきこ選

あきこ先生と岡崎佳壽子女史。今回、脇取はすべて佳壽子さんでした。お疲れ様でしたネ🧘‍♀️

頬過ぎる夜風に秋の気配する まき

半額のシールそろそろ貼る気配 宏枝

忍び足気配を消して午前様 康則

記念日を気付いてくれる気配なし 君江

気の所為か夜道振り向く曲り角 宏枝

➂別れの気配 絵文字のないライン 廣司

➁足音が怒りの気配連れてきた 健三

①忍び寄る影はキノコの形して 桂子

◎眠れぬ夜僕を見つめる砂時計 廣司 (おめでとうございます、初心者さま💦)

⇒選者評:砂時計を主語にして詠んでいるのが良い

番所庭園です。海を大きく眺められる、とてもキレイな景色が楽しめます。

植木や大芝生もキレイに手入れされており、空を仰いで心身ともにリフレッシュできます。

紀州青石の海岸線や、和歌浦湾を一望できる観光スポットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆最後に句会に参加された皆さんの感想

(沢山の感想を頂いていますが、そのうちの幾つかを…)

暑い中、休まず参加してくださり勉強会も白熱して時間が足りないくらいで、うれしい限りです。

佐野桂子 (桂子さんも体調の思わしくないなか参加頂いて、ホントお疲れ様です😊)

今日はゆっくりとした進行で良かったです。皆様の上手な川柳を聴いて楽しい時間でした。

岡崎佳壽子 (句会の進め方を変えたので落ち着きましたね、グーです🙆)

自分では気付かないところを指導していただくので勉強になります。

山本君江 (そうですね、それが句会の魅力かも🤙)

大変勉強になり、また自信が無くなりました。

畠中友美子 (何をおっしゃいます。「特選」常連様のお方が…🤔)

段々とレベルが高くなってきたので中々入選しませんが、もっと上達するように頑張ります。

澄田康則  (大丈夫ですよ、司会も句も十分上達してますよ💪 ⇦ナンて僕に言われてもねえ😖)

互いの句を深く味わえ発見の多い時間でした。 畔川臣展

(確かに勉強になりますね、あとはそれを如何にして句作に生かすかが難しい…💦)

番所庭園から見た雑賀崎灯台です。紀州青石の小山の上にあります。いい眺めですよ🎉

ダン吉先生に先月に続いておいで頂いて、学びの多い句会になりました。

また今月から、佐野桂子&岡崎佳壽子の両女史に句会の流れを見直して頂いたので

忙(せわ)しい感じがなくなり、ゆとりを持って句会に臨めるようになりました。

両女史には改めて感謝です (すりすり😍)

これからもみんなで意見を出し合い、改めるところは改めて

我が和歌山句会をより洗練された素晴らしいものにして行きたい、と思っています (なんてネ😎)

来月の句会のころには、暑さも少しおさまり秋の気配が感じられるのでしょうか?

そんな季節になっていると嬉しいですね🎑

ではまた、次の句会で…

雑賀崎をあちこち散策しましたが、とにかく 坂と石段が多い。まだまだ外は暑いですね。少し疲れ気味のおじさんです…😖

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(報告 井口廣司)

 

【今後の予定】

★9月句会 9月23日(水) 13:00~ 於:和歌山県民文化会館 405会議室

①句評会用に事前に自由吟 1句提出

➁句会宿題 「はず」「雲」 各題2句 (句箋は当日)

➂サロン 参加者で歓談ほか

★10月句会 10月30日(水) 13:00~ 於:和歌山県民文化会館 405会議室

①句評会用に事前に自由吟 1句提出

➁句会宿題 「きっと」「蓋」 各題2句 (句箋は当日)

➂サロン 参加者で歓談ほか

 

あなたも一度 川柳の句会を体験してみませんか?

新しい世界がそこにあります😍

しかも覗くだけなら無料、未経験の方も大歓迎です。

どうぞご自由に和歌山句会を覗きに来てください🧐

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

「なるほど!」「いいね!」
心が動いたらポチっ(無記名)

和歌山句会8月報告(第11回)”にコメントをどうぞ

  1. たなかひろこ on 2026年8月30日 at 1:38 PM :

    いつもながらの名報告‼️と
    名写真‼️有り難うございました〜

  2. 井口廣司 on 2026年8月30日 at 1:54 PM :

    コメントありがとう。

    月が変わればカラオケ🎤🪗ですね。ご主人ともども美声を聞かせてください。

    楽しみにしていますよ~🎶

  3. 畔川 臣展 on 2026年8月30日 at 3:17 PM :

    井口廣司さま。

    いつもありがとうございます。
    和歌山句会の生き生きとした空気感が伝わってきて、その場に引き込まれるように読んでいます。
    和歌山案内も魅力的で、「ここに行ってみたい ‼」とわくわくが止まりません。
    柳友の輪が、さらに広がって行くことを願っています。

    • 井口廣司 on 2026年8月30日 at 5:18 PM :

      先日はお疲れさまでした。

      句会でのあきこ先生とダン吉氏のやり取りを聴いていると
      微笑ましいものがあります。
      柳友て素晴らしいとつくづく思います。

      我々句会のメンバーもあのように忌憚なく、率直に、
      思ったことを言い合えるような関係になれば良いですね。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K