最下位脱出
都道府県の魅力度ランキング調査で栃木県が最下位になった話題は以前話したが、コロナワクチンの接種率も一時期最下位だった。私が選者を仰せつかっている読売新聞とちぎ時事川柳にも、このことを詠んだ句がいくつも投稿されていた。
これらの他に栃木県のランキング最下位には、信号機のない横断歩道で、そこを渡ろう...【続きを読む】
夜の意識について
夜という時間には特有の意識が生まれる。日が昇っている時間帯とは異なる意識の流れがある。その意識の流れの中で妄想を巡らしたり内向的になったりして、例えば私の場合、かつて夜中に作句モードのスイッチがオンになると布団の中でいくつもの句が浮かんできてそれをその都度書き止め、そのまま明け方になってしまったこ...【続きを読む】
からたちと茨刈り除け倉建てむ屎遠くまれ櫛造る刀自
大学に入って月々の小遣いが増えたので、いろいな本を買い漁り始めた。ある時、思い切って小学館の日本古典文学全集(全51巻)のうちの万葉集(3巻)と宇治拾遺物語(1巻)を書店で買った。値段はいくらだったか皆目憶えていないが、高校生の頃では絶対買えないくらいのものだった。なぜこの二つを購入したかというと...【続きを読む】
作詞と作曲について
6月から、地元公民館で生涯学習活動としてやっているコーラスのグループに入会した。以前から歌を歌って喉を鍛え、これで老化防止をしたいと考えていていよいよ決意した次第なのである。入ってみると10名前後の会員がいて、案の定男性は私が初めてだった。これは覚悟していたことなので驚かなかった。
月に2回、2...【続きを読む】
柏の木と柏餅
我が家の庭先に柏の木がある。60年近く前に一家でここへ引っ越して以来毎年葉っぱを生やして成長してきた。高さは3メートル以上あるだろうか。
柏の木の生命力はもの凄い。5月下旬、初夏を迎えて生い茂るように葉が生え始める。それらの葉をほとんどすべて剪定すると、ひと月程度でまた生えてくる。それをまた剪定...【続きを読む】
映画の字幕と吹き替えについて
私は子供の頃から漫画があまり好きではなかった。吹き出しの台詞と絵を交互に読み進めていくことが苦手だったのである。軽度の発達障害の一つなのかもしれない。子供で漫画嫌いというのは滅多にいないので、友達と漫画の話題になると私はいつも話しを合わせていた。
ある時、漫画好きな友達にどうすらすら漫画を読んで...【続きを読む】
一億総コメンテーター時代
定年で仕事を辞めると、毎日朝からテレビがじっくり観られる。大体チャンネルを回すのは、報道番組や情報番組などである。平日の昼間の時間帯はそれしかやっていないということもある。
MCのアナウンサーやタレントなどがうまいように仕切っているが、政治や経済の話題、日々起きるいろいろな事件について、必ずコメ...【続きを読む】
肉嫌い
今更ながらの話しであるが、私は子供の頃に肉嫌いだった。魚介類は食べるが、豚肉や牛肉、鶏肉は食べられなかった。人間と同じような赤い血が流れている動物(哺乳類・鳥類)のものを口にするということがどうしても嫌だったのである。
両親と3歳年上の姉との4人家族で毎朝、毎夕食卓を囲む。肉を使った料理だと、私...【続きを読む】
反温故知新論
「温故知新(故きを温めて新しきを知る)」という言葉は、今の情報に満ち溢れた世の中では、あまり役に立たなくなったのではないかと思っている。
新型コロナウイルスの感染拡大については、昨年の1、2月の頃から騒がれ始めて、約100年前に起きたスペイン風邪の歴史に学ぶところがあるということで、当初はいろい...【続きを読む】
川柳で救われてきたこと
川柳と出合って30年近くなるが、すぐにこれは生涯の友になるだろうと感じていた。その後間もなくそのとおり親友になってしまった。
最初は地元の下野川柳会への句会参加、新聞柳壇への投稿などがメインだったが、全国各地で開催される誌上大会へも積極的に投句するようになった。
毎日の生活、特に仕事のことでむ...【続きを読む】
ハンドソープとシェーバー
現役時代、夏や冬にボーナスが支給されると、とりあえず銀行に預金したものだった。定期預金にすると、昔はそこそこの利率で利子が付き、ボーナスキャンペーンなどと謳って粗品の食品用ラップフィルム、食卓用布巾、台所用洗剤、液体ハンドソープなどをお土産にもらったものだった。
今はマイナス金利のとんでもなく恐...【続きを読む】
自動詞と他動詞の世界
日本は自動詞を主体とした文化だと思う。例えば、子供を「生む」(他動詞・do動詞)とはあまり言わない。子供は「生まれる」(自動詞・be動詞)ものだからである。女性が妊娠して子供を生むという他動詞的動作・行為を、子供が(神様から)授かった、生まれたという事態・推移で自動詞的に変換する。これは日本特有の...【続きを読む】
迷惑メールについて
振り込め詐欺が社会問題となってかなり久しいが、その後いろいろな手口の事件が世間を賑わせて、残念ながら後を絶たない。
さて私は遅まきながら2年ほど前にケータイをスマホに替えた。3Gのガラケーが終わりになるので4Gのスマホに乗り換えただけであるが、スマホは便利で面白い。タブレットやパソコンで使ってい...【続きを読む】
受験の夏の思い出
今までの人生を振り返ってみて、高校3年(昭和49年)の時の受験勉強、特に夏休みの頃のことが折に触れて何度も思い出され、私には今でも特別な風景となっている。おそらく生涯残る記憶だろう。
入学した高校はいわゆる進学校で頭のいい奴は何人も東大に入っていた。当時の私は勉強をしたがらない反抗期だった。1年...【続きを読む】
「炭酸まんじゅう」とは何か?
私が生まれ育った町には7月中旬に夏祭りがあって、御神輿を担いだり、山車を引き回したりして地域住民が楽しんでいる。これは伝統行事として地元の一大イベントであり、今でも続いている。もっともコロナの影響で去年、今年は中止となった。
さて、我が家ではその時期、母親が炭酸まんじゅうを毎年作ってくれていた。...【続きを読む】
「霧の中の二人」
中学1年の時、我が家にステレオがやって来た。父親が買ってくれたものである。それを聴いてその音響の凄さ、素晴らしさにびっくりして素直に感動した。そしてそのステレオのとりこになった。
姉が初めてドーナツ盤を買ってきた。洋楽でカナダのバンド、マッシュマッカーンの「霧の中の二人」である。原題は「As T...【続きを読む】
句会より合評会の方が楽しいぞ!
川柳研究会「鬼怒の芽」のことは、今年1月7日のブログ(川柳研究会「鬼怒の芽」 | 三上博史ブログ (shinyokan.jp))で書いたが、今年から3名の新会員が入ってさらに活気が出てきた。それまではあまり活気がなかったのか、などと言われればそんなことはないのだが、会の雰囲気、進行がいくらか引き締...【続きを読む】
「ただいまぁ!」
小学校6年生の頃は反抗期だったが、母親の仕事のことでさらに嫌な思いが重なった。
昭和40年代前半の頃だが、当時の家庭というのは、農家やお店で商売などをやっている自営業は別だが、父親がサラリーマンの家では、大概の母親は家で内職仕事をしていた。我が家も勿論それに該当していた。
学校から家に帰って「...【続きを読む】
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