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 我が家は築58年、親の代が建てた古い家なので南側に縁側がある。冬は障子を閉めて縁側に居ると明るい日差しの中でいろいろな作業が出来る。座布団を敷いて横になると目を瞑って句を詠める。新聞でも顔に載せれば昼寝もできる。もちろん昼食もとれる。
 縁側があると暖房費が助かる。ファンヒーターや炬燵の光熱費も冬場は馬鹿にならない。晴れていれば縁側の電気代や灯油代はゼロである。
 今時の建築では縁側が無い家が殆どだろう。おそらく縁側のスペースを部屋の広さに割り当てた方が効率的だと考えるのだろう。縁側の機能性は考えていない。夏場の日差しだって縁側があればいくらかは暑さが軽減される。縁側が無いばかりに、直接日差しがカーペットや畳に当たって劣化するのが早くなる。
 縁側は一つのきちんとした空間である。そのようにしっかり認識すれば、縁側を有効利用しようとする知恵もいろいろと浮かぶというものだ。
 我が家は縁側の他に濡れ縁もあるが、ここで寛ぐことも最高である。日向ぼこをすれば、それだけで精神的な落ち着きが得られる。
 古くなりいろいろと修理が出ている我が家であるが、齢を重ねていくと昭和の造りの住みやすさを素直に感じている。

  縁側の昼寝観音様に会う     博史
  日向ぼこ愚問愚答が融けてくる  博史



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